三角形のデザインが特徴的なパナソニックのロボット掃除機「RULO(ルーロ)」。
端に強い形状と段差乗り越え能力の高さから人気のロボット掃除機を実際に使ってみました。
そこで、この記事では「パナソニックのロボット掃除機RULO(ルーロ)MC-RSF1000を使った私の口コミ」をお伝えします。
良いところだけでなく、悪い部分もお伝えするのでじっくり読んでみてください。
パナソニックのルーロMC-RSF1000の外観、付属品
パナソニックのロボット掃除機RULO(ルーロ)「MC-RSF1000」は、ルーロのハイエンドモデル。
三角形の端に強いデザインや高級感のある質感が特徴的です。
上部には360度全方位レーザーセンサーを搭載。
障害物をしっかり避けながら掃除できる一方、出っ張っているため高さ99mmと厚みがあり、家具によっては下の掃除が難しいかもしれません。
上部の蓋を開けると、ダストボックスを取り出せます。
ダストボックスは大きく開くため、ゴミを捨てやすく気に入っています。
ハイエンドモデルであるMC-RSF1000限定の機能が「アクティブリフト」です。
本体をリフトアップする機能ですが、なんと25mmの段差まで乗り越えられます。
私が使ったことのあるロボット掃除機の中で最も乗り越え能力が高く、部屋の敷居も安心です。
目に見えない約20μmのハウスダストまで検知する「クリーンセンサー」で、ゴミの吸引が目で見て分かりやすいので、吸っている感があって気持ち良いです。
ルーロMC-RSF1000の付属品一覧です。
- 充電台
- 電源コード
- お手入れブラシ
充電台は背が高く、高さ124mm。
背の低い場所に隠して収納するには不向きです。
パナソニック ルーロ MC-RSF1000 | |
---|---|
サイズ (幅×奥行×高さ) |
345mm×330mm×99mm |
稼働時間 | 最大100分 |
充電時間 | 約5時間 |
乗り越え可能段差 | 25mm |
スマートスピーカー対応 (Google アシスタント搭載) |
|
ルーロ MC-RSF1000の機能レビュー
パナソニックのロボット掃除機ルーロ MC-RSF1000を実際に使ってみた使い心地や機能を紹介します。
間取りを把握するマッピング機能に対応。
スマホアプリ「RULOナビ」からゴミの多い場所や、掃除した間取りをマップで確認できます。
外出中に使用してもきちんと掃除できているのが分かり、安心感があります。
スマホアプリから、
- ゴミの多いエリアを集中的に掃除
- 掃除するエリア、しないエリアを指定して掃除
など指定でき、掃除したい場所をピンポイントで掃除できるところも気に入っています。
掃除中の動きは効率的。ただ、センサーでゴミを検知すると何度も繰り返し掃除するからか、意外と時間がかかります。
例えば、2LDKのわが家の場合、約50分ほどかかりました。
MC-RSF1000は、次の3つの障害物検知センサーを搭載しています。
- 上部:360°レーザーセンサー
- 前面:超音波センサー
- 側面:赤外線センサー
3つのセンサーで、幅2cm程のものまで回避できるスペックとのことですが、実際は思っていたよりぶつかってしまいました。
例えば、スリッパや電源コード、タオルなど床に置いておくと踏んで引きずってしまいます…。
パナソニックのロボット掃除機RULO(ルーロ)の吸引力を検証レビュー
パナソニックのロボット掃除機RULO(ルーロ)MC-RSF1000の吸引力は、メーカーページに記載がなく、よく分かりません…。
そこで、MC-RSF1000の吸引力を実際に検証レビューしてみました。
検証方法は次の通りです。
- フローリング、またはカーペット
- 囲った部屋でカラー砂20gをばらまく
- ロボット掃除機で掃除
- 回収できた砂の量を測定
①:フローリングでの吸引力を検証
水色のカラー砂20gをフローリングにばらまいて、どれくらいの砂を吸引できるか試してみました。
結果、「カーペットにかなりの取り残し」がありました。
回収率にすると、わずか55%(=11g)。
②:カーペットでの吸引力を検証
フローリングの時と同様にカーペットにカラー砂をばらまいて吸引できる砂の量を検証してみました。
結果は次の通り。
- 端のゴミは、ほぼ取り残し
- フローリングの溝、表面にも取り残しあり
回収率にすると、75%(=15g)です。
ルーロ MC-RSF1000の吸引力の検証レビューまとめ
フローリング、カーペットともに期待外れの結果になってしましました。
ルーロ MC-RSF1000の吸引力(回収率) | |
---|---|
フローリング | 55%(=11g) |
カーペット | 75%(=15g) |
家全体を掃除すると、細かいホコリも掃除できているため、軽いゴミなら問題はなさそうです。
アウトドア好きの家庭など、砂ゴミが家庭に入りやすいご家庭なら別のメーカーの製品をおすすめします。
実際に使った私のルーロMC-RSF1000のデメリット、悪い口コミ評判3選
ルーロ MC-RSF1000は、たくさんのセンサーと、25mmもの段差を乗り越えられる走破性で使い勝手の良い製品でした!
ただ、イマイチだなと感じた点もあるため、きちんとお伝えします。
- 導入コストが高い
- 砂など重いゴミには吸引力不足
- コード類など障害物はあまり回避できない
①:導入コストが高い
パナソニックのRULO(ルーロ)MC-RSF1000は、10万円超える製品。
導入コストが高く、購入には思い切りが必要です…。
②:吸引力はそれほど強くない
正直、吸引力はそれほど強くありません。
細かいホコリは問題なく掃除できるものの、砂など重たいゴミには不向きです。
③:コード類など障害物はあまり回避できない
3つの障害物回避センサーを搭載し、幅2cmほどのものまで回避できるスペックとのことですが、実際に使ってみてがっかり…。
スリッパや電源コードを避けることもなく、ぶつかってしまいました…。
回避能力の高いロボット掃除機を探しているなら、DEEBOT OZMO T8+の方がおすすめです。
実際に使った私のルーロMC-RSF1000のメリット、良い口コミ評判3選
ルーロMC-RSF1000を実際に使って、「これは良いっ!」と感じた点をお伝えします。
- アクティブリフトで敷居も軽々乗り越え
- マップからゴミの多い場所を確認できて安心
- 部屋の隅の掃除が丁寧
①:アクティブリフトで敷居も軽々乗り越え
25mmまでの段差を乗り越えられるアクティブリフトに対応。
期待以上の性能で、しっかり段差を認識し、スムーズに乗り越えます。
ロボット掃除機は勢いで乗り越えるような製品が多め…。一方、アクティブリフトなら家具も傷つきにくそうです!
②:マップからゴミの多い場所を確認できて安心
外出中にロボット掃除機を使用すると、きちんと動いているか心配という方にぴったり。
ルーロ MC-RSF1000は、スマホアプリから、
- 掃除1回ごとのゴミの量
- ゴミの多い場所
を確認でき、しっかり掃除できているという安心感があります。
③:部屋の隅の掃除が丁寧
ルーロは三角形で隅に強い形状。
それだけでなく、隅を何度も繰り返し掃除するため、特に部屋の隅のゴミはしっかり掃除できます。
パナソニックのロボット掃除機ルーロMC-RSF1000の口コミ評判まとめ
この記事では、「パナソニックのロボット掃除機ルーロMC-RSF1000を使った口コミ」をお伝えしました。
まとめると次の通りです。
パナソニックのロボット掃除機ルーロ MC-RSF1000は、端に強い三角形のデザインと、25mmもの段差を乗り越えられる走破性の高さが魅力の製品でした!
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