ロボット掃除機は使ってみたいけれど、フローリングはモノでいっぱい…。
そんな人でも使いやすい「小さな物でも避けて掃除できるロボット掃除機」が登場しました。
そこで、この記事ではそのロボット掃除機「ECOVACS DEEBOT OZMO T8+を実際に使ってみた口コミ評判」を紹介します。
内容をサッとまとめると次の通りです。
少しでも価格を抑えたいなら、バッテリー容量が少ない新製品「DEEBOT N8 PRO+」も要チェック!
ECOVACS(エコバックス)のロボット掃除機DEEBOT OZMO T8+のデザイン、付属品をレビュー
「DEEBOT OZMO T8+(ディーボット オズモ T8+)」は、中国のメーカーECOVACS(エコバックス)のロボット掃除機。
ECOVACS(エコバックス)は、日本では聞き馴染みがありませんが、ヨーロッパではNo.2のシェアの有名メーカーです。
実は、ルンバのハイエンドタイプぐらい性能が良いのに、ルンバと比較して価格が安いです。
上部のセンサーで小さな物まで認識し、避けながら掃除できます。
コード類、スリッパなど片付けずに掃除できるため、より導入しやすくなりました。
上部にセンサーがあるため、高さ93mmと厚型。自宅の家具によっては、下を掃除できないかもしれません。
ロボット掃除機としては、乗り越え能力が高め。
ごつごつしたタイヤで、20mmまでの段差を乗り越えられます。
付属品は次の通りです。
- 自動ゴミ収集機/充電台
- 交換用エコ紙パック
- 交換用高性能フィルター
- サイドブラシ×4
- クリーニングモップ×1枚
- 使い捨てクリーニングマップ×5枚
- 説明書
充電台は、自動でゴミを収集する機能付き。約30杯分のゴミを収集できます
ゴミ収集機は紙パック式。ポイっと簡単に捨てられて便利です。
ゴミ捨ての手間がグッと解消!
これは便利です。
これ1台で水拭きもできます。
専用のモップは、繰り返し使えるタイプと使い捨てタイプが発売中。好みに合わせて使い分けられます。
フローリングのベタつきも解消!面倒な床掃除が自動で終わって大満足です。
ECOVACS DEEBOT OZMO T8+ | |
---|---|
サイズ (幅×奥行×高さ) |
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稼働時間 | 最大180分 |
充電時間 | 約6.5時間 |
乗り越え可能段差 | 20mm |
機能 |
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スマートスピーカー対応 (Google Home、アレクサ) |
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自動ゴミ収集機能なしの製品が良い場合は、「ECOVACS DEEBOT OZMO T8 AIVI(エコバックス ディーボット オズモ T8 アイヴィ)」という別製品が販売されています。
障害物の回避機能がやや異なりますが、より低価格で購入可能です。
ECOVACS DEEBOT OZMO T8+の機能をレビュー
「DEEBOT OZMO T8+(ディーボット オズモ T8+)」は、ECOVACS(エコバックス)の高性能モデル。
次のような便利な機能がたくさん付いています。
①:マッピング機能
「DEEBOT OZMO T8+(ディーボット オズモ T8+)」は、車にも使われている技術を使い、間取りを高精度、高速に把握できます。
そのため、部屋が複数あっても、効率的に短時間で掃除が終わります。
間取りの把握(マッピング)機能って、便利なのかな?
マッピング機能があると、他にも次のような便利な機能を利用できます。
- アプリから進入禁止エリアを指定
- アプリからエリア、部屋を指定して掃除
また、マッピング機能のないロボット掃除機だと、掃除し損ねたエリアが出来てしまうことがあります。
3LDKなど複数の部屋がある間取りなら、マッピング機能付きのロボット掃除機をおすすめします。
実際に2LDKの部屋で使ってみると、間取りを把握した2回目はより短時間で掃除が終わりました。
- 1回目:46分
- 2回目:29分
複数の部屋を掃除したり、在宅中に掃除したりするなら、マッピング機能付きのロボット掃除機が便利です!
②:水拭き機能
付属のモッピングクロスを使えば、フローリングを水拭きできます。
モッッピングクロスは、使い回しタイプの他に使い捨てタイプが販売されています。
水拭きの水量は4段階で調整可。
個人的には、最も水量の低いレベルでちょうど良く感じました。
こびりついた汚れは取れませんが、フローリングのベタつきはキレイになって大満足です。
もっとしっかり水拭きしたい場合は、別売りの「OZMO Proストロング電動クリーニングモップ」を使えば圧力、振動をかけながら水拭きできます。
DEEBOT OZMO T8+は水拭き禁止エリアを設定できるので、畳の部屋があるわが家では大活躍でした!
ECOVACS DEEBOT OZMO T8+の吸引力を検証!
100均で購入したカラー砂を使って、フローリング、カーペットにまいた砂をどれくらい掃除できるのか、実際の吸引力を試してみました。
検証した方法は次の通りです。
- フローリング、またはカーペット
- 囲った部屋で砂20gをばらまく
- ロボット掃除機で掃除
- 回収できた砂の量を測定
①:フローリングでの吸引力を検証
カラー砂(水色)をまいたフローリングです。
早速、ロボット掃除機で掃除してみたところ、かなりキレイに掃除できました。
フローリングの溝や部屋の隅のゴミもほとんどキレイに回収。
よく見ると溝に取り残しはありますが、もう一度掃除するとキレイに回収できました。
回収した砂の量は19g。
回収率95%と十分な吸引力です。
実際、部屋を掃除した時も細かいゴミまでしっかり掃除できていました!
②:カーペットでの吸引力を検証
フローリングの時と同じように、20gのカラー砂(水色)をカーペットにばらまきます。
掃除してみた結果、毛足の短いカーペットなら、かなりキレイに掃除できました。
カーペットの周りに飛び散ることもなく、しっかり回収率95%超です。
期待以上の吸引力でした!
これなら、カーペット掃除も安心です。
ECOVACS DEEBOT OZMO T8+を実際に使ってみた私の評価
「DEEBOT OZMO T8+(ディーボット オズモ T8+)」を実際に使ってみて、思っていた以上に便利で驚きました。正直、かなりおすすめです。
ただ、イマイチだなというポイントもあるため、私が実際に使ってみた感想を良かった点、悪かった点に分けてそれぞれ紹介します。
低評価のポイント2選
DEEBOT OZMO T8+を使ってみて、イマイチだなと感じた点をお伝えします。
- ゴミを回収する時の音がうるさい
- リアルタイムマッピングが時々途切れる
①:ゴミを回収する時の音がうるさい
自動ゴミ収集機能を初めて使いましたが、これは便利だ!と、かなり気に入りました。
ただ、ゴミを回収する時の音が結構うるさいです。掃除機を強で使った時くらいの音がします。
約20秒ほどと短時間なので我慢できますが、気になったのでお伝えします。
②:リアルタイムマッピングが時々途切れる
DEEBOT OZMO T8+は、掃除している場所がリアルタイムに分かる「リアルタイムマッピング」に対応しています。
わが家のWi-Fi環境のせいかもしれませんが、時々途切れてしまって、アプリに掃除場所が反映されていないことがあります。
掃除はきちんとできているため、問題はありませんが、結構おもしろい機能でついついアプリを見てしまうので、ちょっと残念でした。
高評価ポイント3選
DEEBOT OZMO T8+を使ってみて、これは良いっ!と感じた点をお伝えします。
- 期待以上の吸引力に大満足!
- 自動ゴミ収集機能が本当に楽
- 細かいモノまで避けて掃除でき、片付けいらず
①:期待以上の吸引力に大満足!
DEEBOTは、メーカーサイトに吸引力の記載がないため正直不安でした…。
実際に使ってみると、思っていた以上の吸引力!
フローリングでも、カーペットでも、ゴミの回収率95%超。細かいゴミも、部屋の端のゴミもしっかり回収できていて、これは良いっと大満足でした。
②:自動ゴミ収集機能が本当に楽
DEEBOT OZMO T8+は、自動ゴミ収集機能付き。
ゴミ捨ての頻度が減るだけでなく、紙パック式でパッと捨てやすい点も気に入りました。
自動ゴミ収集機能のあるロボット掃除機を初めて使いましたが、こんなに便利なものなのかと感動してしまいました。
③:細かいモノまで避けて掃除でき、片付けいらず
細かいモノ(3×3×1cm以上)まで検出して避ける「TrueDetect」搭載。
実際、電源コードや、スリッパなど細かいモノも避けて掃除できました。
サイドブラシが当たってしまったり、本当に小さいパーツ(クリップや電源コードの先端など)は避けられなかったりと、完璧ではないもののかなりの精度。
今まで私が使ったことのあるロボット掃除機の中で、1番障害物の回避能力が高いです。
ECOVACSのロボット掃除機DEEBOT OZMO T8+のレビューまとめ
この記事では、「ECOVACSのロボット掃除機DEEBOT OZMO T8+(ディーボット オズモ T8+)のレビュー」を紹介しました。
まとめると次の通りです。
ECOVACS(エコバックス)のロボット掃除機「DEEBOT OZMO T8+(ディーボット オズモ T8+)」は、マッピング機能、水拭き、自動ゴミ収集機能など、最先端の機能が全部つまった高性能。
フローリングが多少片付いていなくても使えて、大満足です!
少しでも価格を抑えたいなら、バッテリー容量が少ない新製品「DEEBOT N8 PRO+」も要チェック!
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