ルンバなど高性能のロボット掃除機が気になるけれど、値段が高い…。
そんな悩みのある方におすすめのロボット掃除機がECOVACS(エコバックス)のロボット掃除機「DEEBOT OZMOシリーズ(ディーボット オズモ)」です。
「コスパの良さに魅かれて購入した」という人も多数。
そこで、この記事では、ECOVACS(エコバックス)の「DEEBOT OZMOシリーズ」を比較しておすすめ製品を選びました。
- コードも回避する高性能なら、DEEBOT OZMO T8+
- コスパで選ぶなら、DEEBOT OZMO 950
- 家具の下の掃除にピッタリなコンパクト掃除機なら、DEEBOT OZMO Slim10/Slim11

実際に使ってみましたが、性能は評判以上!
ぜひじっくり読んでみてください。
ECOVACS(エコバックス)DEEBOT OZMOシリーズとは
この記事で紹介するECOVACS(エコバックス)は、日本では、まだ聞き馴染みがありませんが、
- APAC(アジア太平洋地域)市場シェアNo.1
- ヨーロッパシェアNo.2
と、世界的には有名なメーカーです。
最近、性能のわりに導入コストが安いコスパの良さから日本でも注目が集まってきています。
中でも、DEEBOT OZMOシリーズは、吸引も水拭きもできるハイブリッドなロボット掃除機です。
ECOVACS DEEBOT OZMOシリーズのおすすめ製品3選
ECOVACS(エコバックス)のロボット掃除機「DEEBOT OZMOシリーズ(ディーボット オズモ)」の6つの違いを比較して、おすすめ製品を3つ選びました。
比較した6つの違いは次の通りです。
- 本体サイズ
- 吸引口・ブラシの違い
- 吸引力の強さ
- 段差の乗り越え能力の違い
- マッピング機能(=間取りの把握)の違い
- モノの回避能力の違い

選んだおすすめ製品は以下の3つです。
- コードも回避する高性能なら、DEEBOT OZMO T8+
- コスパで選ぶなら、DEEBOT OZMO 950
- 家具の下の掃除にピッタリなコンパクト掃除機なら、DEEBOT OZMO Slim10/Slim11
コードも回避する高性能なら、DEEBOT OZMO T8+
DEEBOT OZMO T8+は、自動ゴミ回収機付きの高性能タイプ。
センサー・WI-Fi機能付きで、間取りを把握するリアルタイムマッピングに対応。
短時間で効率的に掃除できるため、3LDK以上など複数の部屋があるなら、特におすすめします。
スマホアプリから、
- エリアを指定した掃除
- 進入禁止エリアの設定
- 水拭き禁止エリアの設定
など、手軽に設定できるため、子供のおもちゃエリアや畳の部屋など入って欲しくないエリアがあっても安心です。
DEEBOT OZMO T8+は、回避能力が高く、スリッパやハンカチ、電源コードなど障害物もスルスルと避けて掃除できました。
本当に小さいもの(3×3×1cm以下)は避けられませんが、今まで私が使ったことのあるロボット掃除機の中では、最も回避能力が高かったです。
フローリングを水拭きできる「OZMOモップシステム」にも対応。
こびりついた汚れは難しいですが、フローリングのベタつきはキレイになりました。

デメリットは、ゴミの回収時の音(約20秒)がうるさいくらい。
正直、かなりおすすめです!
コスパで選ぶなら、DEEBOT OZMO 950
DEEBOT OZMO 950は、マッピング機能、水拭き機能までついた高性能でありながら、比較的導入コストが安いコスパの良さが魅力。
吸引口は切替できる以下の2タイプに対応。好みや掃除場所に合わせて使い分けられます。
- V字型メインブラシ:細かいホコリ・髪の毛までしっかり集められる集じん能力の高いタイプ
- ダイレクト:ブラシ無しなので、毛が絡みにくいタイプ
センサー・WI-Fi機能付きで、間取りを把握するリアルタイムマッピングに対応。
次のような操作をスマホアプリから簡単に設定できます。
- エリアを指定して掃除
- 進入禁止エリアの設定
- 水拭き禁止エリアの設定
赤外線センサーによる回避のため、コード類や黒いモノは避けられません。
使用前には床の片付けが必要です。
水量を4段階で調整できる水拭き機能「OZMOモップシステム」に対応。
こびりついた汚れは落とせませんが、フローリングのベタつきはキレイになりました。

吸引力が良く、マッピング機能付き。
3LDK以上など広い家の掃除にぴったりです!
厚さ57mmの薄型なら、DEEBOT OZMO Slim10/Slim11
マッピング機能には対応していませんが、「弓状」に掃除するため、思っていた以上に効率的に掃除できます。
細かいホコリは吸引できますが、ブラシがないため、カーペットや重いゴミの掃除にはやや吸引力不足でした…。
小型ながら、水量を調整できる水拭き機能「OZMOモップシステム」にも対応しています。
- 平日はロボット掃除機、休日は自分で掃除したい人
- ソファーなど大型家具の下を掃除したい人
- 2LDK未満の家庭
など、サブの掃除機を探している方や、1~2人暮らしの方におすすめです。

スティック掃除機でも難しいソファー下を簡単に掃除出来て大満足です!
【ECOVACS DEEBOT OZMO Slim10/Slim11レビュー】家具下もラクラク!厚さ57mmの薄型ロボット掃除機
ECOVACS DEEBOT OZMOシリーズの6つの違いを比較
ECOVACS(エコバックス)のロボット掃除機「DEEBOT OZMOシリーズ(ディーボット オズモ)」を選ぶ際に注目したい6つの違いを解説します。
各製品で比較したい違いは次の6つです。
- 本体サイズ
- 吸引口・ブラシの違い
- 吸引力の強さ
- 段差の乗り越え能力の違い
- マッピング機能(=間取りの把握)の違い
- モノの回避能力の違い
①:本体サイズの違いを比較
ロボット掃除機のサイズで特に重要なのは、本体の高さです。
ロボット掃除機を選ぶ際は、家具の下を掃除しやすい薄型タイプをおすすめします。
②:吸引口・ブラシの違い
- V字型メインブラシ:細かいホコリ・髪の毛までしっかり集められる集じん能力の高いタイプ
- ダイレクト:ブラシ無しなので、毛が絡みにくいタイプ
DEEBOT OZMOシリーズの吸引口は上記の2タイプ。
基本的には、V字メインブラシの方がゴミの収集能力が高くておすすめです。
ブラシのない「ダイレクト吸引口」は、ペットを飼っている家庭など毛のゴミがでやすい家庭に向いています。
迷う時は、両方の吸引口を切り替えられる「DEEBOT OZMO 950」を検討してみてください。
③:吸引力の強さを比較
ロボット掃除機の吸引力は、次のような様々な要素によって決まります。
- 吸引能力の強さ(最大900~1,600Pa)
- メインブラシの有無
- サイドブラシの数
数値だけで比較するのは難しいため、特におすすめのDEEBOT OZMOシリーズ3製品を使って吸引力の違いを検証してみました。
20gの砂を吸引する力を比較した結果は次の通り。
DEEBOT OZMOシリーズは、どれも吸引力が高い。ただ、ブラシのないダイレクト吸引口の製品はカーペットに弱いという結果になりました。
比較条件 | DEEBOT OZMO T8+ | DEEBOT OZMO 950 | DEEBOT OZMO Slim10/Slim11 | ||
---|---|---|---|---|---|
吸引口 | V字ブラシ | V字ブラシ | ダイレクト | ダイレクト | |
回収率 | カーペット | 95%超 | 95%超 | 65% | 25% |
フローリング | 95% | 95%超 | 95% | 75% |
④:段差の乗り越え能力の違いを比較
DEEBOT OZMOシリーズは、14~20mmの段差を乗り越えられます。
実際に使ってみても、わが家の16mmの段差は問題なく乗り越えられました。
自宅に20mmよりも高い段差がある場合、より乗り越え能力の高いロボット掃除機を選ぶより、段差解消用のスロープを導入した方がコスパが良くておすすめです。
⑤:マッピング機能(=間取りの把握)の違いを比較
マッピング機能の付いたロボット掃除機は、センサーを使って間取りを把握したうえで掃除できるため、より効率的・短時間で掃除が終了します。
- 3LDK以上の複数の部屋がある家に住んでいる
- 在宅中にを稼働したい
ような方には、マッピング機能付きのロボット掃除機をおすすめします。
⑥:モノの回避能力の違いを比較
一般的なロボット掃除機には、衝突防止用の赤外線センサーがついています。
ただ、赤外線センサーだと、電源コードなど小さいものが避けられなかったり、黒いモノを避けられなかったりと、たくさんの弱点があります。
ロボット掃除機は使いたいけれど、床の片付けはしなくないという方もいますよね…。
そんな方には、より細かいモノも回避できる業界初の「TrueDetect機能」を搭載した「DEEBOT OZMO T8+」をおすすめします。
DEEBOT OZMOシリーズの違い比較表
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製品比較 | サイズ (高さ) | ブラシ | 吸引力 | 段差 | マッピング | 回避 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カーペット | フローリング | |||||||
高性能タイプ | 自動ゴミ収集機付き DEEBOT OZMO T8+ | 93mm | V字ブラシ | ◎ | ◎ | 20mm | ◎ (D-ToF) | ◎ (TrueDetect) |
DEEBOT OZMO T8 AIVI | 93mm | V字ブラシ | ◎ | ◎ | 20mm | ◎ (D-ToF) | ◎ (AIで7種の物体を回避) | |
DEEBOT OZMO T8 | 93mm | V字ブラシ | ◎ | ◎ | 20mm | ◎ (D-ToF) | ◎ (TrueDetect) | |
コスパタイプ | 5200mAhの大容量バッテリー DEEBOT OZMO 950 | 93mm | 切替可 | ◎ | ◎ | 20mm | ○ (レーザー) | ○ |
3200mAhバッテリー DEEBOT OZMO 920 | 93mm | 切替可 | ○ | ○ | 20mm | ○ (レーザー) | ○ | |
DEEBOT OZMO 900/901/905 | 102mm | 切替可 | ○ | ○ | 20mm | ○ (レーザー) | ○ | |
スリムタイプ | DEEBOT OZMO Slim10/Slim11 | 57mm | ダイレクト | × | ○ | 14mm | × | ○ |
ECOVACS DEEBOT OZMOシリーズの違い比較まとめ
この記事では、「ECOVACSのロボット掃除機DEEBOT OZMOシリーズの違いを比較して選ぶおすすめ製品」をお伝えしました。
選んだおすすめは、次の3製品です。
- コードも回避する高性能なら、DEEBOT OZMO T8+
- コスパで選ぶなら、DEEBOT OZMO 950
- 家具の下の掃除にピッタリなコンパクト掃除機なら、DEEBOT OZMO Slim10/Slim11
日本では、まだまだ聞き馴染みのないECOVACS(エコバックス)のロボット掃除機ですが、実際に使ってみて性能の良さに驚きました。
同じような性能の他のメーカーのロボット掃除機と比較すると低価格。
安くて機能の良いロボット掃除機を探しているなら、おすすめです。