せっかくなら安くて高機能なロボット掃除機が欲しいですよね。
そんな人にぴったりのロボット掃除機が、Anker(アンカー)のロボット掃除機「Eufy(ユーフィー)」です。
Eufyは実際に使っていて、とてもおすすめできるロボット掃除機ですが、低価格のロボット掃除機に不安を感じる方もいると思います…。
そこで、この記事では、「Anker Eufy RoboVacシリーズ全7製品の違い」を徹底比較し、おすすめ製品を選びました。

お手頃価格のロボット掃除機を探しているなら、Ankerはおすすめのメーカーです。
ぜひじっくり読んでみてください。
- Eufy RoboVac l70 Hybrid:水拭きもできる高性能なロボット掃除機
- Eufy RoboVac 30C MAX:価格と性能のバランスがとれた吸引力の良いロボット掃除機
- Eufy RoboVac 11S:一万円台で買える低価格なロボット掃除機
Ankerのロボット掃除機Eufy RoboVacとは

Anker(アンカー)は、バッテリーで有名なメーカーです。
「Eufy(ユーフィー)」は、そんなAnkerのロボット掃除機なので、低価格にも関わらず、高価なリチウムイオン電池を搭載しています。
低価格なロボット掃除機に搭載されていることの多いニッケルイオン電池との違いは寿命です。
- リチウムイオン電池:寿命は約2~6年
- ニッケルイオン電池:寿命は約1~3年
一般的にバッテリーの寿命は、リチウムイオン電池を採用している方が長くなります。
低価格のロボット掃除機を探す際は、搭載しているバッテリーの種類に注目してみてください。
Anker Eufy RoboVacのおすすめ製品3選
Ankerのロボット掃除機「Eufy RoboVacシリーズ」の9つの違いを比較しておすすめ製品を3つ選びました。
比較した9つの違いは以下の通りです。
- 価格
- 本体サイズ
- 吸引力の強さ
- 水拭き機能の有無
- マッピング機能の有無
- ブラシの有無
- 段差の乗り越え能力
- 充電後の自動再開機能
- 進入禁止エリアの設定

まずは、おすすめ製品を3つ紹介。
それぞれの違いについては、後から詳しく解説します。
実際に選んだおすすめ製品は次の通り。
- Eufy RoboVac l70 Hybrid:水拭きもできる高性能なロボット掃除機
- Eufy RoboVac 30C MAX:価格と性能のバランスがとれた吸引力の良いロボット掃除機
- Eufy RoboVac 11S:一万円台で買える低価格なロボット掃除機
高性能のロボット掃除機なら、Eufy RoboVac L70 Hybrid
「Eufy RoboVac L70 Hybrid」は、Ankerのロボット掃除機の中で最も高性能な製品です。
間取りを把握するためのセンサーが搭載されているため、間取りをリアルタイムにマッピングしながら効率的に掃除できます。
モップを取り付ければ、吸引と同時にフローリングを水拭きできます。
実際に使ってみると、こびりついた汚れは取れませんが、フローリングのベタつきやザラつきはスッキリキレイになりました。
水量は小・中・大の3段階で調整できます。

短時間で効率的に掃除が終わるため、在宅中に掃除したい人には特におすすめです。
コスパ重視なら、Eufy RoboVac 30C MAX
「Eufy RoboVac 30C MAX」は、コストと機能のバランスがとれたコスパに優れたロボット掃除機です。
Ankerのロボット掃除機の中でも吸引力が強い分類。フローリングや毛足の短いカーペット上のホコリや髪の毛をしっかりキレイにでき、実際に使ってみて満足しています。
付属の境界線テープを両面テープで貼りつければ、特定のエリアにロボット掃除機が進入するのを禁止できます。
階段や、子供のおもちゃ置き場、ペットのエサ置き場など進入して欲しくないエリアがある場合も安心です。
低価格!一万円台のロボット掃除機なら、Eufy RoboVac 11S
「Eufy RoboVac 11S」は、低価格が魅力のロボット掃除機です。
進入エリアを制限したり、水拭きしたりといった+αの機能には対応していません。
Eufy RoboVacシリーズの中では、1,300Paと弱めの吸引力ですが、髪の毛やホコリの掃除には十分満足できる強さです。
Anker Eufy RoboVacを選ぶ際に注目したい9つの違いを比較
Ankerのロボット掃除機「Eufy」を選ぶ際に注目したい9つの違いについて解説します。
- 価格
- 本体サイズ
- 吸引力の強さ
- 水拭き機能の有無
- マッピング機能の有無
- ブラシの有無
- 段差の乗り越え能力
- 充電後の自動再開機能
①:価格を比較

Ankerのロボット掃除機は、1~3万円程度で購入できます。
唯一、最も高性能の製品「Eufy RoboVac L70 Hybrid」は5万円台と価格が高めです。
ただ、Ankerのロボット掃除機は、同じような機能の他メーカーのロボット掃除機と比較すると低価格で購入できます。
②:本体サイズを比較
Eufy RoboVacは厚さ72mmと薄型のため、家具の下の掃除に向いています。
例外は、Eufy RoboVac L70 Hybrid。厚さ105mmと他のロボット掃除機よりも厚みがあります。
Eufy RoboVac L70 Hybridは、センサー部分が出っ張っており、幅も広いため、他のロボット掃除機と比較すると、細かい部分の掃除には向いていません。
③:吸引力の強さを比較
フローリングとカーペットに砂(20g)をばらまいて、吸引力の違いを検証しました。
結果は次の通りです。
おすすめ製品 | Eufy RoboVac L70 Hybrid | Eufy RoboVac 30C MAX | Eufy RoboVac 11S | |
---|---|---|---|---|
吸引力 | 2,200Pa | 2,000Pa | 1,300Pa | |
回収率 | フローリング | 90% | 90% | 70% |
カーペット | 90% | 95%超 | 95% |
吸引力の弱いEufy RoboVac 11Sは、砂のような重いゴミを集めるには不向きでした。
ただ、髪の毛やホコリのようなゴミであれば、十分満足できる吸引力があります。
④:水拭き機能の有無を比較
Eufy RoboVacシリーズのうち、以下の2製品は吸引と同時に水拭きできます。
- Eufy RoboVac L70 Hybrid | おすすめ
- Eufy RoboVac G10 Hybrid
2製品のうち、おすすめ製品「Eufy RoboVac L70 Hybrid」は、進入エリアを指定できます。
水拭き機能のある製品で、エリア制限ができないのは不便。予期していないものを濡らしてしまうリスクがあります。
そのため、水拭きできるロボット掃除機を探しているなら、Eufy RoboVac L70 Hybridをおすすめします。
⑤:マッピング機能の有無の違い
マッピング機能は、間取りを把握し、効率的に短時間で掃除するための機能です。
Eufy RoboVacシリーズの中で、マッピング機能に対応しているのは、最高機種「Eufy RoboVac L70 Hybrid」のみです。
- 在宅中に掃除したい人
- 2LDK以上の大きな家に住んでいる人
は、マッピング機能のついたロボット掃除機がおすすめです。
⑥:ブラシの有無の違い
Eufy RoboVacシリーズには、中央の「回転ブラシ」と、左右の「サイドブラシ」がついています。
製品ごとに若干ブラシの付き方が異なり、以下のようになっています。
比較製品 | おすすめ Eufy RoboVac L70 Hybrid | Eufy RoboVac G10 Hybrid | おすすめ Eufy RoboVac 30C MAX | Eufy RoboVac 30C | Eufy RoboVac 15C MAX | Eufy RoboVac 15C | おすすめ Eufy RoboVac 11S |
---|---|---|---|---|---|---|---|
回転ブラシ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
サイドブラシ | 1本 | 2本 | 2本 | 2本 | 2本 | 2本 | 2本 |
Eufy RoboVac G10 Hybridは、回転ブラシがないため、お手入れは簡単ですが、掃除能力は低いデメリットがあります。
また、実際に使ってみるとサイドブラシが1本しかないEufy RoboVac L70 Hybridは、ゴミを集める力が弱いように感じました。
実際、ゴミの回収率をテストしてみると、吸引力が若干劣るはずのEufy RoboVac 30C MAXの方がゴミの回収率がわずかに良い結果となりました。
水拭き機能が不要なら、吸引力が良く、低価格で買える「Eufy RoboVac 30C MAX」の検討をおすすめします。
⑦:段差の乗り越え能力の違い
Eufy RoboVacシリーズは、16~18mmの段差の乗り越えに対応しています。
段差の乗り越え能力があっても、実際に乗り越えられるか不安な方もいるでしょう。
そこで、この記事中でおすすめしている以下の3製品の段差乗り越え能力を検証しました。
- Eufy RoboVac L70 Hybrid
- Eufy RoboVac 30C MAX
- Eufy RoboVac 11S
いずれのロボット掃除機も自宅にある16mmの段差は問題なく乗り越えられたため、乗り越え能力は信頼できます。
⑧:充電後の自動再開機能の違い
自動再開機能は、充電が切れた時点から再度掃除を再開する機能です。
家が平屋など広い場合は、自動再開機能があると安心です。
参考に自動再開機能のあるEufy RoboVac L70 Hybridで2LDK(33平米)の部屋を掃除するのにかかった時間が40分。
バッテリーは150分持つので、単純に考えて約3.5倍の広さの家(115平米)に住んでいるなら、自動再開機能があった方が安心です。
⑨:進入禁止エリアの設定
アプリや境界線テープを使って、進入するエリアを制限できます。
見た目にも影響せず、ワンタッチで手軽なため、アプリから制限する方が便利。ただ、Eufy RoboVac L70 Hybridしかアプリからの制限には対応していません。
境界線テープは、フローリングに両面テープで貼りつけるだけなので手軽ですが、見た目が悪いのが難点です…。
Eufy RoboVac全7製品の機能比較表
製品・カラー | 価格 | 本体サイズ | 吸引力の強さ | 水拭き機能の有無 | マッピング機能 | ブラシの有無 | 段差の乗り越え能力 | 充電後の自動再開機能 | 進入禁止エリアの設定 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
\おすすめ/ | 54,800円(税込) | 幅355mm×高さ105mm | 2,200Pa | ○ | ○ | ○ | 18mmまで | ○ | アプリ・境界線テープ |
Eufy RoboVac G10 Hybrid | 26,800円(税込) | 幅325mm×高さ72mm | 2,000Pa | ○ | × | × | 16mmまで | × | × |
\おすすめ/ | 24,800円(税込) | 幅325mm×高さ72mm | 2,000Pa | × | × | ○ | 16mmまで | × | 境界線テープ |
Eufy RoboVac 30C | 24,800円(税込) | 幅325mm×高さ72mm | 1,500Pa | × | × | ○ | 16mmまで | × | 境界線テープ |
Eufy RoboVac 15C MAX | 22,800円(税込) | 幅325mm×高さ72mm | 2,000Pa | × | × | ○ | 16mmまで | × | × |
Eufy RoboVac 15C | 19,800円(税込) | 幅325mm×高さ72mm | 1,300Pa | × | × | ○ | 16mmまで | × | × |
\おすすめ/ | 17,800円(税込) | 幅325mm×高さ72mm | 1,300Pa | × | × | ○ | 16mmまで | × | × |
Ankerのロボット掃除機Eufy RoboVacの違いを比較して選ぶおすすめ製品まとめ
- 高性能なら、Eufy RoboVac L70 Hybrid
- コスパの良いバランス型なら、Eufy RoboVac 30C MAX
- 格安なら、Eufy RoboVac 11S
AnkerのEufy RoboVacは、楽天のロボット掃除機売れ筋ランキングでも、よく上位になる人気製品です。
実際に使ってみても、人気製品なのが納得できる性能。「こんな価格で買えて良いの?」と思うほど満足しています。
機能性の高いロボット掃除機をお得に手に入れたいなら、ぜひチェックしてみてください。
水拭きもできる高性能
吸引力が良いのに低価格
一万円台で買える
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