複数の部屋がある家庭なら、間取りを把握するマッピング機能付きのロボット掃除機がおすすめです。
この記事では、私が実際に使ったロボット掃除機の中から「マッピング機能付きのおすすめモデル」を紹介します。
複数の部屋の間取りを把握できるマッピング機能とは
マッピング機能は、複数のセンサーで部屋の間取りを把握する機能です。
間取りを把握してから掃除できるため、マッピング機能付きのロボット掃除機には次のようなメリットがあります。
- 掃除が短時間で効率的に終わる
- 3LDKなど複数の部屋があっても掃除できる
- 短時間で掃除できる:在宅中に掃除したい方におすすめ
- 複数の部屋に対応:家が広い方におすすめ
マッピング機能付きのロボット掃除機の選び方4つのポイント
マッピング機能付きのロボット掃除機を選ぶ際に注目したい4つのポイントについて解説します。
- マッピング機能
- 障害物の回避能力
- 吸引力・清掃力
- バッテリー容量
①:マッピング機能
マッピング機能付きのロボット掃除機は、スマホアプリに対応。
アプリから進入エリアを制限したり、掃除状況を把握したりできます。
②:障害物の回避能力
壁や家具だけでなく、電源コードやスリッパなど細かい障害物を避けて掃除できるロボット掃除機が登場し始めました。
価格は高くなってしまいますが、つい床が散らかりがちな家庭でも使いやすくなっています。
③:吸引力・清掃力
フローリングまたはカーペットに購入したカラー砂(水色)をばらまき、回収率を調べました。
価格が高くても吸引力が強いとは限らず、意外な結果になりました。
④:バッテリー容量
部屋のサイズに十分な容量のバッテリーを備えたロボット掃除機をおすすめします。
バッテリー切れになった後、自動で充電。充電完了後に掃除を再開する「自動再開機能」付きの製品もありますが、バッテリーの充電に時間がかかってしまいます…。
マッピング機能付きロボット掃除機5選
私が実際に使ったことのあるロボット掃除機の中から、マッピング機能付きの製品をおすすめ順に紹介します。
①:DEEBOT OZMO T8+(エコバックス)
エコバックスのロボット掃除機「DEEBOT OZMO T8+」です。
スマホアプリからリアルタイムに掃除状況を確認できる「リアルタイムマッピング」に対応。
2LDKのわが家なら、約30分~40分ほどで掃除がおわりました。
電源コードやスリッパなど細かいものも回避できるため、ケーブルに絡まってロボット掃除機が止まってしまうこともないため助かります。
進入して欲しくないエリアがある場合、スマホアプリからワンタッチで進入を制限できます。
水拭き機能にも対応しているため、フローリングのベタつきがキレイにできるのも嬉しいポイントです。
②:DEEBOT OZMO 950(エコバックス)
エコバックスのロボット掃除機「DEEBOT OZMO 950」です。
電源コードやスリッパなどの小物は避けられませんが、間取りを把握する「リアルタイムマッピング」に対応
短時間で効率的に掃除できるため、在宅中に掃除したい方にもおすすめです。
進入して欲しくないエリアや、水拭きしてほしくないエリアはスマホアプリからワンタッチで進入を制限できます。
フローリングやカーペットのゴミをどれくらい回収できるのか、実際に検証してみたところ回収率は95%超。
大満足の吸引力でした!
水拭きにも対応しているため、フローリングのベタつきや細かいホコリの掃除にも期待できます。
③:Eufy RoboVac L70 Hybrid(アンカー)
Anker(アンカー)のロボット掃除機「Eufy RoboVac L70 Hybrid」です。
バッテリーで有名なAnkerのハイグレードモデルですが、価格は5万円台と、マッピング機能付きのロボット掃除機としては低価格です。
高さ105mmと厚めのデザインなので、家具の下の掃除にはあまり向いていません。
サイドブラシが1本しかないためか、端のゴミの取り残しがあるなどデメリットもありますが、水拭きやマッピング機能に対応して5万円台というコスパの良さは魅力的です。
スマホアプリから、進入禁止エリアや水拭き禁止エリアの設定もできます。
ブラシなど消耗品のパーツも低価格なので、気兼ねなく使いやすい点も気に入りました。
④:ルンバi7+(iRobot)
人気のルンバの高性能モデル「ルンバi7+」です。
間取りを把握するマッピング機能に対応。
障害物はあまり避けられませんが、20mmまでの段差を乗り越えられたり、進入エリアをスマホアプリからワンタッチで制限出来たりと使い勝手の良いロボット掃除機です。
砂など重いゴミを掃除するには、やや弱めの吸引力。カーペットやフローリングでのゴミの回収率は85%でした。
2LDKのわが家の場合、約35分で掃除が終了。
最大稼働時間は約75分なので、単純に考えれば約2倍程度の家まで掃除できます。
価格は高くなりますが、自動でゴミを収集するクリーンベース付きの製品(製品名に「+」付き)がおすすめです。
⑤:ルーロ MC-RSF1000(パナソニック)
パナソニックのロボット掃除機「ルーロ MC-RSF1000」です。
リアルタイムに間取りを把握するリアルタイムマッピングに対応。
スマホアプリから進入禁止エリアの設定も可能です。
一番の特徴は、25mmもの高い段差を乗り越えられる「アクティブリフト」機能です。
吸引力を試してみたところ、残念ながらそれほど強くないという結果になってしまいました。
- フローリングでの回収率:55%
- カーペットでの回収率:75%
スマホアプリからは、ゴミの多い場所を確認できるゴミマップ機能や、ゴミの多い場所のみを掃除できる機能などさまざまな使い勝手の良い機能を利用できます。
マッピング機能付きロボット掃除機の比較表
この記事で紹介したマッピング機能付きロボット掃除機の機能をまとめると次の通りです。
比較 | DEEBOT OZMO T8+ | DEEBOT OZMO 950 | Eufy RoboVac L70 Hybrid | ルンバi7+ | ルーロ MC-RSF1000 | |
---|---|---|---|---|---|---|
マッピング | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
回避 | ◯ | × | × | × | △ | |
吸引力 | フローリング | 95% | 95%超 | 90% | 85% | 55% |
カーペット | 95%超 | 95%超 | 90% | 85% | 75% | |
バッテリー | 180分 | 200分 | 150分 | 75分 | 100分 |
間取りを把握するマッピング機能付きロボット掃除機まとめ
この記事では、「複数の部屋の掃除も出来るマッピング機能付きロボット掃除機」を紹介しました。
おすすめ順にまとめると次の通りです。