昼間は仕事。夜に掃除機は使えない…。家をキレイに保ちたくてもなかなか難しいことってありますよね。
そんな方にぴったりの家電がロボット掃除機です。
そこで、この記事では「一万円台で購入できるAnkerのロボット掃除機Eufy RoboVac 11S」を実際に使ったレビューを紹介します。

良いところはもちろん。使ってみて微妙だなと思った部分もお伝えするのでじっくり読んでみてください。
- 稼働時間は約100分
- 一万円台の格安ロボット掃除機
- アプリ連携はできない
- 進入禁止エリアは制限できない
- 16mmまでの段差を乗り越えられる
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この記事は、家電レンタルサイト「Rentio(レンティオ)」で実際に2週間レンタルして作成しています。
- Anker Eufy RoboVac 11Sのスペックをレビュー
- Anker Eufy RoboVac 11Sの外観と付属品をレビュー
- Anker Eufy RoboVac 11Sのカーペットにおける吸引力をレビュー
- フローリング掃除には吸引力不足
- Eufy RoboVac 11Sは掃除スケジュールを設定できる
- ダストボックス・フィルターが水洗い対応でお手入れが簡単
- Anker Eufy RoboVac 11Sは55~60dBと比較的静か
- 残念。Eufy RoboVac 11Sの低評価の口コミ・デメリット3選
- 使って分かったEufy RoboVac 11Sの高評価の口コミ・メリット3選
- Anker公式オンラインストア会員なら、6ヵ月延長保証でお得
- Anker Eufy RoboVac 11Sのレビューまとめ
Anker Eufy RoboVac 11Sのスペックをレビュー
Eufy RoboVac 11Sは、有名メーカーAnkerのロボット掃除機にも関わらず、1万円台の格安で購入できる点が魅力です。
カーペットで吸引力が強くなる「BoostIQ」機能にも対応しています。
ただ残念ながら、流行りの間取り把握機能(マッピング)や、進入禁止エリアの設定には対応していないため、注意してください。
Eufy RoboVac 11S | |
---|---|
サイズ (幅×奥行×高さ mm) | 約325x325x72mm |
カラー | ブラック、ホワイト |
吸引力 | 最大1300Pa |
稼働時間(Max) | 約100分 |
充電時間 | 約300~360分 |
BoostIQ | ○対応 |
Anker Eufy RoboVac 11Sの外観と付属品をレビュー
Ankerのロボット掃除機「Eufy RoboVac 11S」は、ホワイトのシンプルな外観です。
上面は傷が付きにくい強化ガラスカバーです。高級感があり、リビングにあっても違和感がありません。
高さ72mmと薄型なので、掃除しにくい家具の下もしっかりキレイに保ってくれます。
タイヤはしっかり沈み込む構造で、16mmまでの段差を乗り越えられます。

実際、家にある16mmの段差は問題なく上がりました!
Eufy RoboVac 11Sの付属品は次の通りです。
- 専用リモコン(単4電池×2本付)
- 充電ステーション
- ACアダプター
- 清掃ツール
- 交換用高性能フィルター
- 交換用サイドブラシ×2個
- ケーブル留めx5個
- 取扱説明書
- クイックスタートガイド
付属の専用リモコンは手のひらサイズなので、女性でも取扱いやすいです。
リモコンを使って、掃除モードや吸引力の変更、掃除の予約ができます。
掃除モードは全部で5種類あります。
色々なモードがありますが、私の場合、実際に使用するのは自動モード(Auto)くらいです。
マッピング機能など障害を認識する機能がないため、電源コードなどが通り道にあると絡まってしまいます…。
充電ステーションの背面にコードを収納できるようになっています。スッキリ片付くので、気に入っています。
よく目に入る位置にロボット掃除機を設置するなら、見た目も気にしたいですよね。
Anker Eufy RoboVac 11Sのカーペットにおける吸引力をレビュー
Eufy RoboVac 11Sは、Ankerのロボット掃除機としては弱めの吸引力です。
そこで、カーペット上のゴミを吸引できるのか実験してみました。
吸引力実験の条件
- 毛足の短いカーペットを使用
- 20gのカラーサンド(水色の砂)をばらまく
- スポットモードで掃除
※スポットモード:特定の場所を円を描くように集中的に掃除するモード
ダイソーで購入したカラーサンド(20g)をカーペットにばらまきます。
カーペット全体がしっかりキレイになりました。かかった時間は約2分です。
細かい部分を見ると若干取り残しがありますが、自動でここまで掃除できるなら満足です。
回収できた砂は19g。回収率は90%です。

カーペットの掃除は、満足のレベルです!
フローリング掃除には吸引力不足
フローリングの掃除には吸引力不足を感じたので、しっかりお伝えします。
吸引力実験の条件
- 20gのカラーサンド(水色の砂)をばらまく
- スポットモードで掃除
※スポットモード:特定の場所を円を描くように集中的に掃除するモード
カラーサンド(20g)をフローリングにばらまきます。
残念ながら、フローリングの表面と溝、端に取り残しがありました。
回収した砂の量は14g。回収率は70%です。
ただ、実際に自動モードで2LDKの部屋を掃除するとホコリや髪の毛はしっかり掃除できています。
Eufy RoboVac 11Sは、Ankerのロボット掃除機のなかでは吸引力が弱め。
ホコリや髪の毛の掃除には十分ですが、もう少し吸引力が欲しい場合は、約1.5倍の吸引力があるEufy RoboVac 30C MAXがおすすめです。
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Eufy RoboVac 11Sは掃除スケジュールを設定できる

外出中に掃除を済ましたい場合、スケジュール機能に対応したロボット掃除機が必要です。
Eufy RoboVac 11Sは、掃除のスケジュール設定に対応しています。ただ、曜日の指定はできません。
曜日ごとに掃除時間を変更したい場合は、上位製品のEufy RoboVac 30C MAXがおすすめです。
Eufy RoboVac 30C MAXは、Wi-Fi対応でスマホと連携できます。アプリから手軽に掃除を予約できるため、使い勝手が良いです。
一方、この記事で紹介しているEufy RoboVac 11Sの掃除スケジュールの予約は、リモコンを使います。15分刻みで予約可能です。
ダストボックス・フィルターが水洗い対応でお手入れが簡単
ダストボックスには3種類のフィルターが付いています。
ダストボックスと一部のフィルターは水洗いできるため、お手入れが簡単です。
フィルターの取り外しは簡単ですが、ツメが4ヵ所にあるため取り外す際にツメが折れそうなところが残念です…。
中央の回転ブラシ、左右にあるサイドブラシは水洗い不可です。髪の毛が絡まることはありますが、付属の清掃ツールを使えば、手入れは簡単です。
Anker Eufy RoboVac 11Sは55~60dBと比較的静か
Eufy RoboVac 11Sは、静音性を売りにしています。
そこで実際に騒音測定アプリを使って測定しました。
結果、公式サイトで紹介されている通りの静音性でした。
- 標準モード:55.5dB
- MAXモード:60.3db
音の測定はロボット掃除機から10cmの距離にスマホを近づけて行いました。
60dBの目安
- 静かな乗用車
- 普通の会話
- 洗濯機(1m)
- 掃除機(1m)
出典:日本騒音調査
残念。Eufy RoboVac 11Sの低評価の口コミ・デメリット3選

Eufy RoboVac 11Sを使ってみて、基本的な性能には満足していますが、イマイチだなと感じた部分もあるのでしっかりお伝えします。
- 砂など大きいゴミには吸引力不足
- エラー通知が分かりにくく、説明書を探すのが手間
- 進入禁止エリアの制限ができない
砂など大きいゴミには吸引力不足
砂を使った吸引力実験では、残念ながら吸引力不足を感じました。
一方、髪の毛やホコリは十分掃除できているため、普通に掃除する分には満足できる吸引力です。
2LDKの部屋もしっかりキレイになりました。
エラー通知が分かりにくく、説明書を探すのが手間
Eufy RoboVac 11Sのエラー通知は音のみです。
例えば、充電不足の場合4回「ピーピーピーピーッ」と音が鳴ります。
音が鳴っただけだと、エラーの内容が分からないため、毎回説明書を出して確認するのが手間です…。
手間を省きたい場合は、アプリ対応のロボット掃除機がおすすめです。
進入禁止エリアの制限ができない
Eufy RoboVac 11Sは、進入禁止エリアの制限に対応していません。
残念ながら、境界線テープを使用しても進入禁止エリアは制限できませんでした…。
階段、子供のおもちゃエリアなど入って欲しくないエリアもありますよね…。
その場合は、進入禁止エリア制限に対応した別のロボット掃除機をおすすめします。
Eufy RoboVac 11Sは落下防止機能があります。実際に使ってみたところ、20cmの段差はしっかり認識し、落下しませんでした。
ただ、落下してしまうと故障の危険性もあります…。万が一のことを考えると、エリア制限のできるロボット掃除機の方が安心です。
使って分かったEufy RoboVac 11Sの高評価の口コミ・メリット3選

Eufy RoboVac 11Sを使ってみて「これは良いっ!」と感じた部分をお伝えします。
格安の製品を探している人におすすめのロボット掃除機なので、じっくり確認してみてくださいね。
- 充電ステーションにちゃんと戻る
- 細かいホコリも吸引できている
- 100分の稼働時間いっぱいしっかり掃除できる
細かいホコリも吸引できている
Ankerのロボット掃除機のなかでは弱めの吸引力なので、実際にキレイになるかは心配でした…。
ただ、使ってみるとしっかり細かいホコリまで吸引できていて大満足です。
砂など大きめのゴミは苦手なようですが、格安のロボット掃除機としては十分な性能です。
充電ステーションにちゃんと戻る
低価格のロボット掃除機だと、自動で充電ステーションに戻らない製品もあります。
一方、Eufy RoboVac 11Sは自動で充電ステーションに戻る機能があります。
実際に2週間使ってみても、毎回充電ステーションにしっかり戻りました。
100分の稼働時間いっぱいしっかり掃除できる
さすがバッテリーで有名なAnkerなだけあって、稼働時間100分間しっかり掃除してくれます。
2LDKの部屋なら全体がしっかりきれいになる掃除時間で満足です。
Anker公式オンラインストア会員なら、6ヵ月延長保証でお得

出典:Anker公式サイト
Eufy RoboVac 11Sは、18ヵ月の製品保証がありますが、Anker公式オンラインストア会員なら、さらに6ヵ月延長され24ヵ月の保証が受けられます。
正規取扱店舗で購入した製品なら、延長保証が適用されるため、購入前にAnker公式オンラインストア会員に登録しておくことをおすすめします。
Anker Eufy RoboVac 11Sのレビューまとめ
- 稼働時間は約100分
- 一万円台の格安ロボット掃除機
- アプリ連携はできない
- 進入禁止エリアは制限できない
- 16mmまでの段差を乗り越えられる
この記事では、「Ankerのロボット掃除機Eufy RoboVac 11Sを実際に使ったレビュー」について解説しました。
低価格のロボット掃除機は、無名メーカーのモノが多く、安い反面、不安感があります…。
一方、Eufy RoboVac 11Sは、一万円台の低コストでありながら、有名メーカーの製品。実際に使ってみて、低価格なのにしっかり掃除できて、とても驚きでした。
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