ベッドやソファーなど大型家具の下って、掃除しにくいですよね…。
ロボット掃除機があれば便利だけど、部屋が狭くて置く場所もない…。
そんな一人暮らしにピッタリのコンパクトなロボット掃除機「ECOVACS DEEBOT OZMO Slim10/Slim11(エコバックス ディーボット オズモ スリム10/11)」を実際に使ってみました。
実際に使ってみると、部屋の隅、家具の下の掃除に便利でした。
そこで、この記事では「ECOVACS(エコバックス)のDEEBOT OZMO Slim10/Slim11を使った私の口コミ、レビュー」を紹介します。

良かった点だけでなく、イマイチな点もきちんとお伝えします。
じっくり読んでみてください。
メモ
DEEBOT OZMO Slim10とSlim11の違い
メーカーに問い合わせたところ、違いはカラーのみとのことのため、この記事では「DEEBOT OZMO Slim10/Slim11」と表記しています。
ECOVACS(エコバックス)のロボット掃除機DEEBOT OZMO Slim10/Slim11のデザイン、機能レビュー
ECOVACS(エコバックス)は中国のメーカー。日本では聞き馴染みのないメーカーですが、ヨーロッパではNo.2シェアの有名メーカーです。
高さ57mmと薄型。
とにかくコンパクトで、直径310mm。今まで掃除が難しかった家具の下や部屋の端までしっかり掃除できて大満足です。
ロボット掃除機を選ぶ際に意外と重要なのがサイドブラシの数です。
1本だと集じん能力不足なことも…。
DEEBOT OZMO Slim10/Slim11(ディーボット オズモ スリム10/11)は、コンパクトながらしっかり2本のサイドブラシを搭載しているため、集じん能力にも期待できます。
吸引口はブラシのないダイレクト吸引口タイプ。次のような特徴があります。
ダイレクト吸引口の特徴
- メリット①:毛が絡まりにくい
- メリット②:お手入れしやすい
- デメリット①:カーペットには不向き

お手入れが簡単で、ありがたいです!
本体上部の蓋を開けると、ダストボックスと、フィルター掃除用の清掃ツールを取り出せます。
ダストボックスはパカッと大きく開く捨てやすい構造です。
DEEBOT OZMO Slim10/Slim11の付属品は次の通り。
- 充電ステーション
- リモコン(単4電池×2本)
- サイドブラシ×4本
- クリーニングモップ×2枚
- フィルター×2個
- 説明書
充電ケーブルは、充電ステーションの裏側にクルクルと巻いてスッキリ収納できます。
本体と同じく、充電台も高さ9cmほどと薄型です。
付属のリモコンやスマホアプリからは次のような操作ができます。
- 前進、回転などの方向制御
- 清掃モードの変更
- タイマー設定(スマホアプリのみ)
ECOVACS DEEBOT OZMO Slim10/Slim11 | |
---|---|
カラー |
|
サイズ (幅×奥行×高さ) | 310mm×310mm×57mm |
稼働時間 (バッテリー) | 最大100分 |
充電時間 | 約4時間 |
乗り越え可能段差 | 14mm |
機能、モード |
|
Wi-Fi対応 | ◎ (スマホアプリで操作可) |
DEEBOT OZMO Slim10の水拭きモードをレビュー
付属のモップを取付け、フローリングを水拭きしてみます。
モップモジュールにひっかけて、貼りつけるだけ。慣れれば取り付けは簡単でした。
スマホアプリから水量を4段階で設定できるOZMOモップシステムに対応。
個人的には最も水量の低いレベルでちょうど良く感じました。
本体もコンパクトな分、水タンクも小型。
こびりついた汚れは取れませんが、フローリングのベタつき程度ならキレイになって満足です。

間取りを把握するマッピング機能はありません。水拭きしたくないエリアがある場合、物理的に遮る必要があるので注意してください。
DEEBOT OZMO Slim10/Slim11の吸引力を検証レビュー
100均で購入したカラー砂を使って、フローリング、カーペットにまいた砂をどれくらい掃除できるのか、実際の吸引力を試してみました。
検証した方法は次の通りです。
- フローリング、またはカーペット
- 囲った部屋で砂20gをばらまく
- ロボット掃除機で掃除
- 回収できた砂の量を測定
①:フローリングでの吸引力を検証レビュー
カラー砂(水色)をまいたフローリングをDEEBOT OZMO Slim10/Slim11で掃除してみます。
結果、それなりにキレイになったものの、フローリングの溝には取り残しがありました。
実際、回収率75%(=15g)といまひとつの結果でした。
砂のような重いゴミには不向きでしたが、ホコリ、髪の毛のような軽いゴミならしっかり回収できました。

砂のような重いゴミには不向きなものの、ホコリや髪の毛の掃除には十分な吸引力でした!
②:カーペットでの吸引力を検証レビュー
フローリングで検証した時と同様、カーペットに砂をまいて掃除します。
結果は、ゴミの取り残し多数…。
砂はほとんど取れていませんでした…。
まさかの回収率25%(=5g)と低め。

カーペットのあるご家庭なら、ブラシ付きのロボット掃除機をおすすめします。
DEEBOT OZMO Slim10/Slim11を実際に使った口コミ評判

エコバックスのロボット掃除機「DEEBOT OZMO Slim10/Slim11(ディーボット オズモ スリム10/11)」を実際に使って、良かった点、悪かった点をそれぞれお伝えします。
悪い口コミ評判3選

- 吸引力はパワー不足で物足りない
- 水タンクは乾きにくい
- 水拭きエリアの指定ができない
①:吸引力はパワー不足で物足りない
吸引力を検証レビューしてみたところ、吸引力はややパワー不足…。
メインの掃除機として使いたい人よりも、
- 掃除しにくい家具の下を掃除したい
- 平日の掃除を任せて、休日は自分で掃除したい
など、サブの掃除機として使用したい人におすすめします。
②:水タンクは乾きにくい
使いやすいコンパクトな水タンクですが、水の入り口が狭いため乾きにくいのが難点…。
ひっくり返して乾かしても、水分が残ってしまいます。
個人的にはスッキリ乾かせるようになると嬉しいです。
③:水拭きエリアの指定ができない
DEEBOT OZMO Slim10は、水拭き機能付きでフローリングのベタつきもキレイにできます。
とても便利ですが、間取りを把握する機能がないため、水拭きエリアを指定できません。
わが家には畳のエリアがあるため、水拭きエリアを指定できないのは困りました…。
良い口コミ評判2選

DEEBOT OZMO Slim10/Slim11を使ってみて、これは良いっ!と感じた点をお伝えします。
- コンパクトなので、掃除しにくい家具の下までキレイ
- センサーがないわりに、掃除の効率が良い
①:コンパクトなので、掃除しにくい家具の下までキレイ
DEEBOT OZMO Slim10は、厚さ57mmと薄型。
他のロボット掃除機だと、薄型でも70mm以上の高さのものが多いです。
実際、私が今まで使ったことのあるロボット掃除機の中で最も薄型。
自分だと掃除しにくいソファー、ベッドなど大型家具の下を掃除したい人におすすめです。
②:センサーがないわりに、掃除の効率が良い
DEEBOT OZMO Slim10は、マッピング用のセンサーがないため、間取りを把握した効率的な掃除はできません。
ただ、「弓状」に掃除するプログラムのため、期待以上に効率的な掃除です。
実際、2LDKのわが家では、稼働時間の間にすべての部屋を掃除できました。

間取りを把握するマッピング機能のないロボット掃除機は、一部の部屋を掃除できないことがあります。
3LDK以上など家が広いなら、マッピング機能に対応したロボット掃除機をおすすめします。
ECOVACS(エコバックス)のコンパクトなロボット掃除機DEEBOT OZMO Slim10/Slim11を使った口コミ、評価
この記事では、「DEEBOT OZMO Slim10/Slim11を使った私の口コミ」を紹介しました。
まとめると次の通りです。
ECOVACS(エコバックス)のロボット掃除機「DEEBOT OZMO Slim10/Slim11(ディーボット オズモ スリム10/11)」は、高さ57mmとかなり薄型。
使ってみて吸引力はややパワー不足に感じたため、個人的には
- 掃除しにくい家具の下を掃除したい
- 平日の掃除を任せて、休日は自分で掃除したい
など、サブの掃除機として使用したい人におすすめしたいロボット掃除機でした!

特にわが家のソファー下は、スティック掃除機でも掃除できなかったので助かりました!
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