共働き家庭、子育て家庭にかかせない存在!というくらい時短できる家電としておすすめな「食器洗い乾燥機(食洗機)」ですが、意外と洗えない食器も多数…。
実際に使い始めてから、失敗したななんて経験もあります…。
そこで、この記事では「事前にチェックしたい!食洗機で洗えない食器」についてお伝えします。
失敗もありましたが、食洗機は毎日活躍中!本当に買ってよかったと満足しています!
独自アンケートにより集めた利用者様の口コミ評判について、他ブログ、メディア等での掲載を禁止しております。
食洗機の洗い方の特徴
食洗機は食器洗いを楽にしてくれる便利な時短家電ですが、いくつか手洗いとは異なる点があります。
例えば「高温のお湯」を利用する点。手洗いよりも圧倒的に温度が高いため、衛生的である一方、熱に弱い食器は洗えないというデメリットがあります。
また、洗剤も手洗いで利用するものとは違って「アルカリ性洗剤」を利用します。
アルカリ性洗剤は油汚れに強く、汚れ落ちが良い一方で、一部の食器を変色してしまうリスクがあります。
- 高温のお湯
- 手洗いより温度が高くて衛生的!
- 熱に弱い食器は洗えない
- アルカリ性洗剤
- 油汚れに強く、汚れ落ちが良い
- 一部の食器を変色してしまうリスクがある
具体的にどんな食器が洗えないのか、順番にお伝えしていきます。
食洗機で洗えない食器8選
それでは実際に食洗機ではどんな食器が洗えないのか、具体例を紹介します。
木(竹、とう)の食器
気分も上がる可愛い「木製の食器」ですが、高温にさらすことでひび割れ、変形などのリスクがあります。
わが家で失敗したのも木の食器。木製の箸を洗って、見事に変形してしまいました…!
フッ素加工のフライパンなど
大型の食洗機の場合、フライパンなどの調理用の鍋もまとめて洗いたいですが、食洗機で洗うとフッ素加工が剥がれてしまうリスクがあります。
フッ素加工がアルカリ性洗剤に弱いことが原因…。
食洗機用の洗剤には、中性の洗剤もあるので、フライパンもまとめて洗いたいならチェックしてみてください。
飛ばされやすい軽いもの
食洗機の中にタッパーなどの軽い食器を入れると、ひっくり返ってしまうことがあります。
しっかり洗えない原因になってしまうので、軽い食器を洗う際には、他の食器で抑えておくと安心。
また、小さくて軽いスプーンなどは、カゴの下などに落ちてしまうリスクもあるため、小物用のかごを使うと安心です。
プラスチック製食器など熱に弱いもの
食洗機のメーカーやコースなどによって、洗浄の温度はさまざまですが、プラスチック製の食器などは要注意。
耐熱温度90℃未満だと食洗機では洗えません。
この対策用に、わが家では、低温で洗える「低温ソフトコース」付きのパナソニック食洗機を購入しました!
ただ、実際に利用してみると、意外とプラスチック製食器の耐熱温度が高くて全く利用しないという結果に…。
最近の食器は、耐熱温度もしっかり高い食器が多いんですね…。
口が小さい食器
徳利などの口の小さい食器は、噴射が届かず中まででしっかり洗えない可能性があります。
ただ、哺乳瓶や水筒(食洗機対応)は洗浄可能。
そこまで口の小さい食器はないので、特に困ったなという経験はありません。
むしろ子育て中のママ、パパには哺乳瓶を高温で洗えて衛生的!と好評です!
食器を自動で高温洗浄してくれるので特に子供が産まれて間もない頃の哺乳瓶やスプーンなど、ミルトンなどで浸け置きや熱湯消毒などが必要なものも大人が使う食器類を洗うついでに一緒に入れられるのが助かりました。
私が1人でおんぶするのが怖くて、おんぶで家事が出来ないタイプだったので、パパっと食器を入れてスイッチを押せばなんとかなるというのは子供が泣いたりしていてもすぐに抱っこに戻ることができ、とても助かりました。
出典:30代女性(子供1人)独自アンケートより
80°で洗浄できるので子供の食器(食中毒など)も安心。
自分達で洗うよりも綺麗になるし何よりも食器をセットするだけなので手動で洗っていた頃よりも20分くらいは時間が作れました。
時間を作ることでその時間に子供と遊ぶもよし子供が寝ていたら自分の時間とするもよし。時間の有効活用に繋がりました。
出典:30代男性(子供1人)独自アンケートより
強化ガラス製の食器
鍋の蓋やボウルなど一部の食器には、強化ガラスが使われていることがあります。
強化ガラスは衝撃に強い一方、急激な温度変化が起こると、一気に割れてしまうリスクがあります。
特に小さな傷がある場合は、リスクが高くなるので要注意。
ケガのリスクもあるので、食洗機には入れないようにしてください…!
クリスタルガラスの食器
普段使っているガラス製の食器の多くは、ソーダガラス。
食洗機で利用することができます。一方、クリスタルガラスの食器は、アルカリ性洗剤で白く濁るリスクがある、傷がつきやすいなどの理由から食洗機NG。
透明度が高くてキレイなガラスで、値段もやや高めなので、特に記念品、プレゼントなどでもらったグラスには要注意。
大事なグラスを台無しにしないように気を付けてください。
漆塗り食器
漆塗りの食器は、加工が変色したり、剥がれてしまったりするリスクがあるため、食洗機不可。
どうしても食洗機で漆塗りの食器を使いたい場合は、食洗機で洗える漆塗りの食器も発売されています。
最近の技術はすごいですね…。
食洗機は洗えないものばかり?実際の使用感
ここまで、洗えない食器ばかりピックアップしてお伝えしてきたので、食洗機は洗えない食器ばかりのように感じてしまいそうですが、そんなことはありません。
わが家では、一部のセットしにくいなと感じた食器を除き、食洗機を使い始める前の食器をほぼそのまま利用しています。
- 手洗いよりキレイになる
- 高温で洗浄するので、まな板等も清潔!
- 食器を入れるだけなので時短になる
- 家族が協力してくれる
など食洗機を導入してから、多数のメリットを感じています!
間違いなく、買ってよかった家電です!利用3年目ですが、不便なく利用しています!
事前にチェック!食洗機で洗えない食器まとめ
この記事では事前にチェックしたい!食洗機で洗えない食器をお伝えしました。
最後にもう一度、お伝えした内容をまとめておきます。
- 木(竹、とう)の食器:ひび割れ、変形などのリスク
- フッ素加工のフライパンなど:フッ素加工が剥がれてしまうリスク→中性の食洗機洗剤を検討
- 飛ばされやすい軽いもの:転倒、カゴから落ちるリスク→カゴの利用がおすすめ!
- プラスチック製食器など熱に弱いもの:変形などのリスク→最近の食器は意外と耐熱温度が高い
- 口が小さい食器(徳利など):噴射が届かず中まででしっかり洗えない可能性あり
- 強化ガラス製の食器:割れるリスク
- クリスタルガラスの食器:アルカリ性洗剤で白く濁るリスク、傷がつきやすい
- 漆塗り食器:加工が変色したり、剥がれてしまったりするリスク