仕事や家事、育児と忙しい毎日…。
いつの間にか自分の時間がなくなっていって、正直、料理も得意じゃない…。
でも、お惣菜や冷食に頼るのは栄養も心配だし…。
毎日の家事を少しでも楽にしたい!だけど、美味しいものも食べたい!と我が家が頼ったのが「自動調理器(ほったらかし調理家電)」でした。
結果、大成功!火を使わないので、調理中でも安心して目を離せて、期待以上に生活が楽になりました。
この記事では、そんな自動調理器から特におすすめしたい製品を紹介します。
自動調理器とは
「自動調理器(ほったらかし調理家電)」といっても、種類はさまざま。
ザックリと分類すると、次のような3種類に分けられます。
- 自動かき混ぜ対応調理家電
- 電気圧力鍋
- 自動かき混ぜ対応+電気圧力鍋2WAYタイプ
調理の手間、時短どっちを選ぶ?
では、「自動かき混ぜ対応」タイプと、「電気圧力鍋」は何が違って、どっちを選べば良いのか?簡単にまとめてみました。
自動調理器の特徴 | 自動かき混ぜ対応 | 電気圧力鍋 |
---|---|---|
調理の手間 | 自動かき混ぜにお任せできるため 手間が少ない |
事前に炒めるなど 手動で調理が必要なメニューあり |
時短 | 手料理と同じくらい | 角煮、煮豆など加熱時間の長いレシピも 短時間で柔らかく仕上がる(圧力調理) |
おすすめする人 | 料理の「手間を減らしたい」人 | 料理が完成するまでの 「時間を短く」したい人 |
自動調理器の例 |
自動かき混ぜ対応調理家電の特徴
「自動かき混ぜ対応」なタイプのメリットは、調理の手間を減らせる点。
材料を切って、調味料を入れた後の過程を調理家電にお任せできるため、調理中につきっきりになる必要がなく、家事の負担を減らせます。
一方、加熱する時間が短くなるわけではないため、調理開始~完成までの時短は期待できない点には注意が必要です。
電気圧力鍋の特徴
「電気圧力鍋」のメリットは、加熱時間を短縮できる点で、早くごはんを完成させたい!という方に向いています。
特に煮豆、煮豚など加熱時間の長い料理は得意で、短い時間でも柔らかく仕上げられます。
一方、レシピによっては手動で事前に野菜等を炒める必要があるなど、調理の手間がかかる点には注意が必要です。
自動調理器の選び方
では、自動調理器を選ぶ上で、どこに注意したら良いのか?
特に注目したい点について簡単にお伝えします。
自動かきまぜ機能の対応で選ぶ
まずは、先ほどお伝えしたように、「調理の手間を減らしたいのか」「時短したいのか」という点が大切です。
我が家の場合、調理の手間を減らしたいという希望から、電気圧力鍋ではなくホットクックを選択。
自動かき混ぜ機能で、調理をお任せできる点が、我が家のニーズに合っていて非常に満足しています!
お手入れの手間で選ぶ
せっかく自動調理器を使っていても、お手入れに時間がかかってしまうなら満足度は高くなりません…。
自動調理器の場合、製品によってはパーツが細かいことも…。
お手入れの手間を減らしたいなら、なるべくパーツの少ない製品を選ぶのがおすすめです。
また、食洗機を使っているなら、おすすめはホットクック!
電気圧力鍋はパーツ洗浄に食洗機利用不可な場合が多いのですが、ホットクックは内鍋以外のパーツを食洗機で洗えるため、お手入れの手間を減らせます。
使いやすさで選ぶ
自動調理器は、製品ごとに専用レシピが用意されていることも多く、最初は付属のレシピブックの料理から作り始めてみるのがおすすめです。
ただ、製品によっては専用レシピが少ないことも…。
必要に応じてレシピブックなどを購入するのもありですが、そもそも専用レシピが豊富な製品や、使用者が多くてSNSなどでレシピを探せる製品は使いやすく感じます!
例えば、ホットクックなら使用者によるレシピ投稿サイトが用意されていたり、オートクッカービストロなら豊富なレシピが公式サイトに掲載されていたりと、飽きない工夫がされています。
自動調理器おすすめランキング
最後に、実際に利用してみた自動調理器の中から、おすすめしたい製品を選びました!
第1位:シャープ ヘルシオ ホットクック
第1位に選んだ製品は「シャープ ヘルシオ ホットクック」です。
「自動かき混ぜ」に対応することで、大人気になったほったらかし調理家電といえばコレ!
調理の手間を減らせる点はもちろんのこと、ユーザーが多いためSNS投稿等を含め豊富なレシピを見つけられる点もおすすめポイントです。
炒め物については、水分が出てしまって苦手かな?というデメリットはあるものの、食洗機対応でお手入れしやすいなど毎日使いやすい工夫が詰まっています。

第1位:パナソニック オートクッカービストロ
同じく第1位として、「パナソニック オートクッカービストロ」を選びました。
オートクッカービストロは、「自動かき混ぜ」「圧力調理(NF-AC1000のみ)」の両方に対応した製品で、どれを選べば良いか悩む!という方にも嬉しい2WAYな製品となっています。
NF-AC1000、NF-AC700の2種類が販売されていますが、圧力調理に対応しているのはNF-AC1000のみなのでご注意ください。
煮込み料理、無水料理などさまざまな調理方法に対応している点はホットクックと同じですが、オートクッカービストロは火力が強くて炒め調理も美味しく仕上がりました!
非常に満足度が高い分、価格は少し高めです。

第3位:象印 STAN 自動調理鍋
「象印 STAN 自動調理鍋」は、ちょっと変わったジャンルの自動調理器です。
自動かき混ぜ、圧力調理どちらないも非対応ですが、ホーロー鍋を使って美味しい調理を実現しています。
そのため、直火で温めなおしできる、洗浄パーツが少ないなど、独自のメリットを実現!
手料理に近い感覚で、ほったらかし調理したい方におすすめしたい製品です。
また、一風変わった調理方法として「パック調理」に対応。
食材をパッキングしてほったらかすだけで、最大2品まで同時に調理できてしまいます。

第4位:パナソニック 電気圧力鍋 SR-MP300
初めての電気圧力鍋としてもおすすめしたい製品が「パナソニック 電気圧力鍋 SR-MP300」です。
パーツが少なくてお手入れしやすい、ディスプレイ付きで操作しやすい、サイズのわりに大容量など使いやすくするための工夫がギュッと詰まった製品。
デメリットは、内鍋での炒め調理に非対応な点です。
電気圧力鍋はレシピによって、食材を事前に手動で炒める必要がありますが、内鍋での炒め調理に対応していない製品は別途フライパンなどで炒める必要が出てきます。
洗浄するものが増えてしまうため、ちょっと面倒くさいです…。

第5位:アイリスオーヤマ シェフドラム
「アイリスオーヤマ シェフドラム」は、自動かき混ぜ対応の調理家電です。
自動かき混ぜ対応タイプの自動調理器は、鍋の中でかき混ぜユニットが回転するというタイプが一般的ですが、シェフドラムはドラムが回転する大胆なデザインが特徴。
蓋を開けたまま調理できることで、炒め調理も水っぽくならず、美味しく仕上がります。
一方で、蓋を開けたままでも回転する、本体が重い、蒸気がかなり出るなど注意点もあるため、特に子育て家庭での利用には十分な注意が必要です。

第6位:シロカ 電気圧力鍋 おうちシェフPRO
「シロカ 電気圧力鍋 おうちシェフPRO」は、蒸気が噴き出しにくい構造なので、電気圧力鍋は蒸気が怖い!と感じている方にもおすすめ。
2種類のサイズ展開から自宅にあったサイズを選ぶことができるため、2人暮らし~大家族までさまざまなニーズに対応できます。
電気圧力鍋の機能としては珍しく、生ものの予約調理にも対応。
空き時間に準備して、帰宅後すぐおいしいごはんを食べたい!という時にも助かります。
ただ、パーツが少し多めなので、洗浄に手間がかかる点が気になりました。

第7位:ティファール 電気圧力鍋 クックフォーミー
「ティファール 電気圧力鍋 クックフォーミー」の特徴は、大きなディスプレイと、特大容量への対応です。
最も大きいモデルは、最大で10合も炊飯できてしまうくらい大容量!
食べ盛りの子供がいるというご家庭や大家族にも選びやすい製品です。
レシピによっては事前の炒め調理が必要ですが、付属の内鍋を利用できるため、別途フライパンなどは不要で洗い物を減らせます。
また、カラー液晶のディスプレイは操作感もよく、非常に使いやすくなっています。

第8位:AINX スマートオートクッカー
「AINX スマートオートクッカー」は、自動かき混ぜタイプの自動調理器です。
蓋をしっかりと閉めずに調理する点が印象的で、使い方の感覚は手料理に近いです。
すき間からは蒸気が出るため、換気扇下での利用がおすすめ。
蒸気として水分を取り除けるため、特に炒め物が美味しく仕上がります。
注意点は、予約調理ができないこと。
帰宅してすぐに熱々の料理を食べたい!という方には向いていません。

第9位:アイリスオーヤマ 電気圧力鍋
「アイリスオーヤマ 電気圧力鍋」は、人気を集める売れ筋の電気圧力鍋です。
大きなディスプレイがあることに加え、ボタン4つとダイヤルだけというシンプルな操作感で、初めてでも使いやすくなっています。
また、サイズも数種類あり、家族の人数に合わせて選ぶことができます。
電気圧力鍋としては珍しい機能として、鍋モードに対応。
蓋を開けたまま鍋のように使えるモードで、鍋代わりに使うこともできます。

第10位:東芝 電気圧力鍋
「東芝 電気圧力鍋」は、ブラック×シルバーのデザインが印象的な製品です。
コンパクトサイズながら、圧力調理の他、無水調理、炒め、煮込み、70℃調理などさまざまな調理方法に対応しています。
実際に使ってみても、お肉がしっかりと柔らかく仕上がって、美味しい料理を楽しめました。
付属レシピブックのレシピ数が少なめなので、公式サイト等で公開されるレシピが増えてくれるともっと使いやすくなるのになと期待しています。

自動調理器の違い比較表まとめ
比較 | 第1位 シャープ ホットクック |
第1位 パナソニック オートクッカービストロ |
第3位 象印STAN 自動調理鍋 |
第4位 パナソニック SR-MP300 |
第5位 アイリスオーヤマ シェフドラム |
第6位 シロカ おうちシェフPRO |
第7位 ティファール クックフォーミー |
第8位 AINX スマートオートクッカー |
第9位 アイリスオーヤマ 電気圧力鍋 |
第10位 東芝 電気圧力鍋 |
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サイズ (幅×奥行×高さ) ()内は調理容量 |
1.6L:330mm×282mm×240mm | 2.4L:333mm×336mm×265mm | 2.3L:285mm×310mm×225mm | 2.0L:292mm×278mm×270mm | 4.5L:370mm×279mm×343mm | 1.68L:240mm×260mm×270mm | 3.0L(2.0L):314mm×278mm×268mm | 3.5L:310mm×375mm×207mm | 2.2L:282m×274mm×213mm | 2.0L:282x266x275mm | |
2.4L:345mm×305mm×256mm | - | - | - | - | 3.5L:275mm×344mm×287mm | 6.0L:380mm×350mm×325mm | - | 4.0L:320mm×318mm×232mm | - | ||
お手入れ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | × | ○ | ○ | ○ | |
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使い勝手 | ◎ | ◎ | ○ | △ | △ | △ | ○ | ○ | △ | △ | |
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対応レシピ | 評価 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ |
圧力 | × | ○ | × | ○ | × | ○ | ○ | × | ○ | ○ | |
炒め | ○ | ○ | × | × | ○ | △ | △ | ○ | × | △ | |
低温 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
炊飯 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | ○ | ○ | |
その他 | 蒸す、煮込む、無水調理などが可能 | ||||||||||
味の満足度 ※わが家の見解です |
◎ 野菜の旨味がすごい! |
◎ 炒め料理が美味しい! |
◎ | ◎ | ○ | ◎ | △ | ○ | ○ | ○ | |
調理の手間 | ◎ | ◎ | ◎ | △ | ◎ | △ | △ | ◎ | △ | △ |
自動調理器おすすめランキング結果発表!
最後にもう一度、お伝えしたおすすめの自動調理器についてまとめておきます。
- ホットクック(シャープ):料理を楽にするならおすすめ!
- オートクッカービストロ(パナソニック):手間も時間も減らしたい方におすすめ!
- STAN自動調理鍋(象印):主菜+副菜を同時に調理!
- パナソニック電気圧力鍋:安い!お手入れ簡単
- シェフドラム(アイリスオーヤマ):回転ドラムで炒め調理もお任せ!
- おうちシェフPRO(シロカ):料理好きにもおすすめ
- ティファール クックフォーミー:10合炊ける大容量サイズ
- AINXスマートオートクッカー:炒め調理が得意!
- アイリスオーヤマ電気圧力鍋:使いやすさ重視のロータイプ
- 東芝電気圧力鍋:ブラックシルバーの格好良いデザイン