各メーカーから販売されているスマートリモコンの中でも、特に人気の製品といえばSwitchBot、Nature Remoです。
これらのメーカーの違いは何なのか?
SwitchBot、Nature Remo各スマートリモコンの違いを比較しておすすめを選びました。
比較!SwitchBot、Nature Remoの違い8選
SwitchBot、Nature Remoのスマートリモコンは何が違うのか?
各メーカーの違いについて、比較してみました。
Matter対応を比較する
スマート家電の最新規格Matterに対応した製品が増えてくる中、SwitchBot、Nature RemoどちらからもMatter対応のスマートリモコンが販売されています。
Matter対応製品の場合、メーカーの違いを気にせずにスマート家電を選べたり、セキュリティ強化が期待できたりというメリットがあります。
Matter対応スマートリモコンは、少し値段が高くなりがちですが、今後を見越してMatter対応製品を選択しておくのもありです。
製品スペック | SwitchBot | Nature Remo | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ハブ2 | ハブミニ | Lapis | mini 2 | mini 2 Premimum | nano | 3 | |
Matter対応 | ◎ | ◎ | ◎ | × | × | ◎ | × |
アプリの使い勝手を比較する
比較として、SwitchBotアプリ、Nature Remoアプリの画面を比較してみました。
下記の比較画像は「エアコン」の場合です。
アプリはどちらも使い勝手が良く、操作は直感的!
あえて比較するならば、Nature Remoの方が少し使いやすく感じました。

対応センサーの違いを比較する
スマートリモコンは、各種センサーと連携させることで、さらに自動化できることが増え、便利になります!
センサーとしては、温湿度センサー、人感センサー、開閉センサーなどがあり、例えば部屋の温度を快適に保つために活用するなどのアイデアが考えられます。
SwitchBotの場合、ハブ2は温湿度センサー内蔵、ハブミニは別売りの温湿度計と連携させることができます。
また、別売りの人感センサー、開閉センサーと連携させることもできます。
一方、Nature Remoは、製品によっては温湿度センサー、人感センサー、照度センサーなどを内蔵しています。
好みにはよりますが、センサーとの連携はSwitchBotの方が柔軟に対応できておすすめです。
製品スペック | SwitchBot | Nature Remo | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ハブ2 | ハブミニ | Lapis | mini 2 | mini 2 Premimum | nano | 3 | |
温度センサー | 内蔵 | 温度計と連携可 | 内蔵 | 内蔵 | 内蔵 | × | 内蔵 |
湿度センサー | 内蔵 | 湿度計と連携可 | 内蔵 | × | × | × | 内蔵 |
照度センサー | 内蔵 | 光センサーと連携可 | × | × | × | × | 内蔵 |
人感センサー | 人感センサーと連携可 | 人感センサーと連携可 | × | × | × | × | 内蔵 |
他のスマート家電との連携を比較する
Matter対応の製品が増えてきたことで、メーカーに縛られずにスマート家電を連携できるようになってきました!
ただ、Matterはまだ始まったばかりの規格。
より面倒な手間なく使いたいなら、自社スマート家電が多くて連携しやすい「SwitchBot」がおすすめです。
製品スペック | SwitchBot | Nature Remo |
---|---|---|
スマート家電連携 | 自社スマート家電が豊富で連携しやすい | 自社スマート家電は少ない |
対応家電の種類を比較する
SwitchBot、Nature Remoどちらのスマートリモコンも、エアコン、テレビ、照明、ブルーレイレコーダー、扇風機、プロジェクター、スピーカーなど各種家電の登録に対応しています。
SwitchBotの家電プリセット数は、83,434種類と膨大!
どちらのスマートリモコンを選んでも、十分な家電の対応数です。

アレクサ等スマートスピーカーとの連携を比較する
スマートリモコンをさらに便利に活用するなら、アレクサ等スマートスピーカーとの連携がおすすめです。
SwitchBot、Nature Remoは、どちらもAmazon Echo(アレクサ)、Google Home、Siriとの連携に対応しています。
「アレクサ、いってきます」の一声で、テレビ、照明、エアコンなどをオフにするなどスマートスピーカーを活用すると便利なスマートホーム生活を楽しめます!
製品スペック | SwitchBot | Nature Remo |
---|---|---|
Amazon Echo アレクサ |
◎ | ◎ |
Google Home | ◎ | ◎ |
Siriショートカット | ◎ | ◎ |
IFTTT | ◎ | × |
赤外線範囲を比較する
スマートリモコンは、家電をスマホ操作できるようにするためのデバイスで、家電に向かって赤外線を送信します。
赤外線は、壁などの障害物で遮られるため、スマートリモコンは部屋ごとに用意する必要があります。
スマートリモコンの赤外線送信範囲は、約10畳~60畳と製品ごとにバラつきがあるため、使いたい部屋のサイズにあった製品を選ぶようご注意ください。
特にNature Remo nanoは、赤外線送信範囲が約10畳と狭いため注意が必要です。
製品スペック | SwitchBot | Nature Remo | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ハブ2 | ハブミニ | Lapis | mini 2 | mini 2 Premimum | nano | 3 | |
赤外線送信範囲 | 最大30m | 最大30m | 30畳程度 | 30畳程度 | 60畳程度 | 10畳程度 | 30畳程度 |
デザインの違いを比較する
スマートリモコンのデザインは、基本的にシンプル四角い形のものが多く、壁掛け時にも目立ちにくくなっています。
製品によってはホワイト、ブラックからカラーを選ぶこともできます。
ちょっと変わったデザインのスマートリモコンが欲しい!という方は、Nature Remo Lapisがおすすめ。
これがスマートリモコン?と疑問に思ってしまうような「石」のデザインが個性的です。
製品スペック | SwitchBot | Nature Remo | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ハブ2 | ハブミニ | Lapis | mini 2 | mini 2 Premimum | nano | 3 | |
カラー | ホワイト | ホワイト | - | ホワイト | ブルー ブラック |
ホワイト | ホワイト |
SwitchBot、Nature Remoの違い比較表まとめ
ここまでお伝えしたSwitchBot、Nature Remo各スマートリモコンの違いについて、比較表にまとめてお伝えします。
製品スペック | SwitchBot | Nature Remo | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ハブ2 | ハブミニ | Lapis | mini 2 | mini 2 Premimum | nano | 3 | |
Matter対応 | ◎ | ◎ | ◎ | × | × | ◎ | × |
温度センサー | 内蔵 | 温度計と連携可 | 内蔵 | 内蔵 | 内蔵 | × | 内蔵 |
湿度センサー | 内蔵 | 湿度計と連携可 | 内蔵 | × | × | × | 内蔵 |
照度センサー | 内蔵 | 光センサーと連携可 | × | × | × | × | 内蔵 |
人感センサー | 人感センサーと連携可 | 人感センサーと連携可 | × | × | × | × | 内蔵 |
スマート家電連携 | 自社スマート家電が豊富で連携しやすい | 自社スマート家電は少ない | |||||
対応家電の種類 | エアコン、テレビ、照明、ブルーレイレコーダー、扇風機、プロジェクター、スピーカーなど | ||||||
プリセット数 83,434種類 | - | ||||||
Amazon Echo アレクサ |
◎ | ◎ | |||||
Google Home | ◎ | ◎ | |||||
Siriショートカット | ◎ | ◎ | |||||
IFTTT | ◎ | × | |||||
赤外線送信範囲 | 最大30m | 最大30m | 30畳程度 | 30畳程度 | 60畳程度 | 10畳程度 | 30畳程度 |
カラー | ホワイト | ホワイト | 石みたい | ホワイト | ブルー ブラック |
ホワイト | ホワイト |
SwitchBotをおすすめするのはこんな人!
SwitchBotのスマートリモコンは、今後スマートホーム化に挑戦してみたい!と考えている方におすすめです。
SwitchBotは、自社スマート家電が豊富なので、スマートホーム化したい!と思ったときの家電の組み合わせが豊富。
例えばセンサーだけでも、人感センサー、温湿度計、開閉センサーなどが対応していて、柔軟に楽しむことができます。
最近も新しいスマート家電がどんどん発売されているので、今後の展開にも期待できます!
Nature Remoをおすすめするのはこんな人!
Nature Remoは、自社スマート家電は少なめではあるものの、エコキュートのコントロールによる節電など、ちょっと変わったサービスを提供しています。
スマートホーム化だけでなく、節電に興味がある方におすすめ!
Nature Remoは、Nature株式会社という日本の会社というおこともあり、今後の展開を応援したいです!
ちょっと変わったデザインのスマートリモコンが欲しいという方には、Nature Remo Lapisがおすすめです。
通信障害時は使えない?各スマートリモコンの対応
スマートリモコンは、サーバーエラーなど通信障害が発生したときには使えないという弱点があります。
ただ、最近のスマートリモコンは、オフラインでの操作に対応し、徐々にこの弱点が克服されはじめました!
SwitchBot、Nature Remoのオフライン時の操作対応状況は以下の通り。
特にSwitchBot ハブ2は、リモコンダウンロードができるので、オフラインでの操作も安心です!
製品スペック | SwitchBot | Nature Remo | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ハブ2 | ハブミニ | Lapis | mini 2 | mini 2 Premimum | nano | 3 | |
ローカル操作 | 各家電のリモコン ダウンロードによる ローカル操作対応 |
× | エアコンのローカル操作
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対応予定 | 対応予定 | × | 対応予定 |