自宅をスマートホーム化したい!IoT化したい!という方に、まずおすすめしたいスマート家電が「スマートリモコン」です。
スマートリモコンとは、赤外線リモコン対応家電をスマホ操作対応にするためのデバイスで、スマートホーム化には欠かせない存在です。
では、具体的にスマートリモコンでは何ができるのか?
この記事では、スマートリモコンでできること、できないことについてお伝えします。
仕組みは?スマートリモコン活用にはWi-Fi環境が必要
まず、大前提としてスマートリモコンを使用するには、自宅に安定したWi-Fi環境が必要です。
スマートリモコンの仕組みをザックリとお伝えすると、スマートリモコンはリモコンの代わりに家電に赤外線を送信することができます。
スマートリモコン自体はインターネット環境に接続されているため、インターネットに接続されていない古い家電でも買い替えることなく、スマート化できてしまいます。

スマートリモコンでできること6選
では、スマートリモコンを導入すると具体的にどんなことができるのか?
スマートリモコンでできることをお伝えします。
家電をスマホ操作できる
スマートリモコンでできることの代表といえば、家電の操作です。
方法は、スマートリモコンに家電の赤外線リモコンを登録するだけ。
対応するスマホアプリから、照明をオン・オフしたり、エアコンを操作したりと家電を操作できるようになります。
スマートスピーカー連携で音声操作できる
ただ、家電をスマホ操作しようとすると、スマホアプリの起動がじれったく感じたり、毎回スマホを起動するのが面倒くさく感じることも…。
より便利にするなら、アレクサなどスマートスピーカーとの連携がおすすめです。
スマートスピーカーと連携すれば、家電を音声操作できるので、毎回スマホを起動する手間も不要。
スマホを持っていない家族にも操作しやすいというメリットもあります。
タイマー、スケジュール機能で快適に!
例えば、起床時に照明やテレビをオンにしたいなど、毎回決まったスケジュールがあるなら、タイマー機能やスケジュール機能も利用したいです。
6時に照明オンのようにスケジュール設定しておくことで、毎回セットしなくても自動的に家電を操作できて便利です。
センサー連携で自動操作が便利!
自動で家電を操作できる方法として、スマートリモコンとセンサーを連携させる方法もおすすめです。
スマートリモコンのメーカーによっては、人感センサー、開閉センサー、温湿度センサーなどと連携可能。
温湿度センサーを使って、室温を一定に保つ使い方は、ペットを飼っている方にも人気の使い方です。
複数の家電をまとめて操作できる
スマートリモコンでは、家電を1つずつ操作するだけでなく、家電をまとめて操作することもできます。
例えば、外出時に自宅の電気をまとめて消したいときなどにおすすめの使い方!
ワンボタンで(またはアレクサ等を使って一言で)操作できるので、「アレクサ、いってきます」でリビング、寝室、キッチンの照明をまとめてオフにするという使い方ができます。
外出時に電気を消し忘れてしまった、なんて失敗も減らせます。
外出先から家電を遠隔操作できる
家電をネット環境に接続することのメリットの一つが「遠隔操作」です。
「あれ?電気消したっけ?」「帰宅したら、すぐに涼みたい」なんてときにも大活躍。
照明をオフにしたり、エアコン冷房をオンにしたりと、外出先からでも家電を自由に操作することができます。
注意!スマートリモコンでできないこと3選
では、逆にスマートリモコンでは何ができないのか?
スマートリモコンを購入する前に知っておきたい「スマートリモコンでできないこと」についてお伝えします。
赤外線リモコン以外は登録できない
スマートリモコンに登録できるリモコンは、基本的に赤外線リモコンのみ。
RFリモコン、Bluetoothリモコンなどは登録できません(一部対応しているスマートリモコンもあります)。
例えば、Amazon Fire TV StickのリモコンはBluetoothリモコンなので、スマートリモコンには登録できません。
Amazon Fire TV Stickは、赤外線リモコンではなくBluetoothリモコン。
SwitchBot、Nature Remoなどのスマートリモコンに登録することはできません。
スマホから操作したい場合、Fire TVのスマホアプリが提供されています。
サーバーエラー時は利用できない
スマートリモコンを使っていると、突然動かない!というハプニングに出会うことがあります。
スマートリモコンでは時々サーバーエラーが発生することがあり、サーバーエラー時には家電をスマホ操作できなくなるため慌てないように事前に知っておきたいです。
もちろん従来の赤外線リモコンは使用できます。
SwitchBot ハブ2など、一部のスマートリモコンはサーバーエラー時も家電を操作できるようローカル操作機能(手動でオンにする必要あり)に対応しています。
SwitchBot ハブ2では、ハブがオフラインのときでも家電を操作できるようローカル操作に対応しています。
- SwitchBot ハブ2をアプリで開く
- 登録した家電名をタップ
- 「ローカル操作」をオンにする
別の部屋の家電の操作
例えば、リビング、寝室の照明を操作したい時、スマートリモコンは部屋ごとに必要です。
スマートリモコンは家電に赤外線を送信することで家電を操作しますが、赤外線は壁などの障害物を通り抜けられないため別の部屋には届きません。
スマートリモコンの選び方とおすすめ製品
スマートリモコンを選ぶ際には、価格、アプリの使いやすさ、センサーの有無、Matter対応などさまざまな点に注目する必要があります。
実際、どのスマートリモコンを選べば良いの?と悩む方には「SwitchBot Hub Mini」がおすすめです。
スマートリモコンの中では、比較的安めの価格なので初めてのスマートリモコンとして挑戦しやすい他、SwitchBotは自社スマート家電が充実していて、必要に応じたカスタマイズにも挑戦しやすいです。