ほこりや髪の毛の掃除に加えて、水拭きにも対応。
しかも、スマホアプリ対応で5万円台という驚きのコスパのロボット掃除機が登場しました。
私自身、雑誌で見かけてずっと気になっていたロボット掃除機「Roborock S5 Max」をついに使ってみました。
そこで、この記事では「Roborock S5 Maxを使った口コミ評判、レビュー」をお伝えします。
良い口コミだけでなく、デメリットもお伝えします。じっくり読んでみてください。
Roborock(ロボロック)のロボット掃除機Roborock S5 Maxの外観レビュー
「Roborock(ロボロック)」は、中国のメーカー。日本でロボット掃除機を発売し始めたのは、2019年と最近なので、まだまだ最近出てきたばかりのメーカーという印象です。
ただ、実際はの会社設立は2014年。2016年には、中国で最も売れたロボット掃除機を作ったメーカーでもあります。
最近は、いろいろな雑誌で取り上げられ、知る人ぞ知る、今、注目のメーカーです!
この記事で紹介する「Roborock S5 Max」は、Roborock(ロボロック)のロボット掃除機のなかでも、特にコスパの良さが魅力。
早速、実物を使ってみたレビューをお伝えします。
本体の蓋を開くと、ダストボックスや、ブラシの清掃ツールが収納されています。
ダストボックスは、大きくパカっと開く捨てやすいデザインです。
清掃ツールを収納できるので、使いたいときにササッと取り出せて便利!清掃ツールって、無くなりがちなので助かります。
サイズは少し大きめサイズ。厚さ96.5mmと高さがあるので、家具の下の掃除を任せるには、ちょっと不安があります…。
本体の上部には、「360度レーザーセンサー」付き。
センサーで部屋の環境を確認しながら掃除できるため、部屋数が複数あっても、部屋が広くても、短時間で確実に、効率的に掃除できます。
もちろん話題のリアルタイムマッピングにも対応。
スマホアプリで、部屋の掃除状況や、障害物の位置まで確認できて、見ていて面白さがあります!
- 部屋数が多い場合
- 在宅中に掃除する場合
は、効率的に掃除できるマッピング機能対応のロボット掃除機が特におすすめです!
Roborock S5 Maxをひっくり返してみました。
頼りがいのあるゴツゴツとしたタイヤで、床をしっかり掴んで段差を登るため、ロボット掃除機としては高めの「20mmの段差」の乗り越えに対応しています。
ただ、サイドブラシは片側だけで、弱そうなゴムっぽい素材。ゴミをしっかり集められるのか、ちょっと不安です…。
この後、実際にお試しした清掃力をお伝えします。
ブラシは、しっかりした毛のブラシ。カーペットのゴミでも掻き出して、しっかり集められそうです!
Roborock S5 Maxの付属品は次の通り。
- 充電ドック
- 防湿マット
- 電源ケーブル
- 水タンク
- モップクロス
充電ドックは、置きやすいコンパクトサイズ。
ただ、ケーブルは片側からしか接続できないので、設置場所によってはケーブルが邪魔に感じました…。
付属のモップなどを使いながら、水拭きにも対応!実際の機能をお伝えします。
Roborock S5 Max | |
---|---|
サイズ (幅×奥行×高さ) |
353mm×353mm×96.5mm |
稼働時間 | 最大180分 |
乗り越え可能段差 | 20mm |
機能 |
|
スマートスピーカー対応 (アレクサ) |
|
調べてみたところ、アレクサとは連携可能。ただ、Google Homeとの連携は確認できませんでした…。
Roborock S5 Maxの機能レビュー
Roborock(ロボロック)のロボット掃除機「S5 Max」は、次のような機能がついています。
- マッピング機能:間取りの把握で短時間、効率的に掃除できる
- エリア指定:スマホアプリから指定したエリアのみ掃除できる
- 水拭き機能:フローリングのベタつきを簡単にキレイにできる
①:マッピング機能
本体の上部についた360度レーザーセンサーで、部屋の環境を素早く把握。
部屋をマッピングしながら、効率的に掃除できるルートを考えて掃除できるので、広い部屋でも短時間で掃除が終わります。
例えば、2LDKのわが家の場合、たったの35分ほどで掃除が終わりました!
マッピング機能のないロボット掃除機なら、バッテリーの時間いっぱい(1~2時間)掃除しっぱなしになってしまいます…。
また、ランダムに動き回りながら掃除するので、部屋が複数あると、全部掃除できるか微妙…。
次のような方には、マッピング機能対応のロボット掃除機をおすすめします。
- 部屋数が多い方(3LDK以上など)
- 在宅中に掃除したい方
Roborock S5 Maxなら、短時間で掃除が終わるので、在宅中でもストレスなく活躍してくれます!
②:エリア指定
Roborock S5 Maxは、スマホアプリからの「エリア指定」に対応しているため、進入禁止エリア、水拭き禁止エリアを指定して、ロボット掃除機で掃除するエリアを指定できます。
指定方法は簡単。Roborockのスマホアプリで、入って欲しくないエリアをタッチするだけです。
実際にわが家にある畳の部屋を水拭き禁止エリアに指定してみましたが、全く進入せず水拭きできました。
フローリングにテープを貼ったり、別売りの製品を設置したりといった手間もなく、見た目もスッキリです!
③:水拭き機能
付属のモップを本体にセットすれば、ホコリや髪の毛の吸引掃除に加えて、水拭きまでできてしまいます。
強いチカラでこすったり、洗剤を使ったりといった本格的な水拭きではないものの、フローリングのベタつき程度ならキレイになって大満足!
スマホアプリから、水拭きの水量を4段階で指定でき、拭き掃除にちょうど良い水量を選択できます。
タンクに水を入れて、モップを取り付け。
簡単に水拭きできるので、手間もかからず、フローリングの清潔さが気になる子育て家庭にもおすすめです。
自分では滅多にしない水拭きも、ロボット掃除機に任せれば、毎日だってやる気になります!
Roborock S5 Maxの吸引力を検証レビュー!
Roborock(ロボロック)のロボット掃除機「Roborock S5 Max」は、実際、どれくらいのゴミを回収できるのか、検証してみました。
検証の方法は次の通りです。
- フローリング、またはカーペット
- 囲った部屋でカラー砂20gをばらまく
- ロボット掃除機で掃除
- 回収できた砂の量を測定
早速、検証の結果をお伝えします。
①:フローリングでの吸引力
フローリングに購入したカラー砂(水色)をばらまきます。
この砂でいっぱいになったフローリングをRoborock S5 Maxで掃除した後の状態がこちらです。
溝の取り残しは仕方ないものの、端の取り残しは不満…。
サイドブラシが1本だからか、ゴムっぽい素材が弱いのか、ゴミを集める力は弱そうです…。
回収率は90%。端以外のゴミはしっかり集められているので、全体的な清掃力としては良好です!
実際、細かいホコリや髪の毛もしっかり集められているので、平日の掃除を任せるには十分な清掃力に感じました。
平日はロボット掃除機にお任せして、休日は自分で掃除するというご家庭にちょうど良さそうです!
②:カーペットでの吸引力
フローリングの場合と同様、毛足の短いカーペットに砂をばらまいて掃除してみました。
掃除後のカーペットがこちらです。
取り残しが見当たらないほど、しっかりキレイに掃除されています!
回収率は95%超。カーペットでは吸引力を上げる機能付きで、頼りがいがあります!
砂って結構重いゴミなのに、カーペットに埋もれた砂までしっかり掃除できていました!
Roborock S5 Maxの悪い口コミ評判、デメリット3選
雑誌でよく見かける話題のロボット掃除機「Roborock S5 Max」を実際に使ってみて、吸引力の高さに大満足!
ただ、実際に使っていくうちに、デメリットも見えてきたのでお伝えします。
- 厚さがあるので家具の下の掃除に不向き
- ケーブルなど障害物は回避不可
- 端のゴミは苦手
①:厚さがあるので家具の下の掃除に不向き
Roborock S5 Maxは、高さ96.5mmとロボット掃除機としては厚型。
わが家では問題なく使えたものの、ご家庭によっては家具の下を掃除できず、残念に感じてしまうかもしれません…。
せっかくなら、自分で掃除しにくい家具の下の掃除こそロボット掃除機にお任せしたいところ。
ご家庭の家具の下に入れるか、購入前にチェックしてみてください!
②:ケーブルなど障害物は回避不可
360度レーザーセンサー付きだと、つい期待してしまうのが障害物の回避機能です。
壁など大きな障害物は強くぶつからずに掃除できるものの、電源ケーブルや、スリッパなど細かい障害物は回避不可。
巻き込んでしまうため、掃除の前にフローリングの片付けは必要です!
③:端のゴミは苦手
サイドブラシが片側1本のみだからか、ゴムのような素材だからか、ゴミを集める力は弱め…。
部屋の端や、隅にはゴミが残ってしまいました…。
Roborock S5 Maxの良い口コミ評判、メリット8選
「Roborock S5 Max」を実際に使ってみて、特に気に入った点をまとめてお伝えします。
- 強い吸引力に大満足
- 掃除が効率的で早い
- 水拭きでベタつきまでキレイ
- スマホアプリで進入エリアを指定可能
- 選べる音声案内が楽しい
- 20mmの段差乗り越え可能
- 大容量バッテリーで安心
- 価格が安い
①:強い吸引力に大満足
ちょっと端の取り残しは気になったものの、全体的な吸引力としては大満足!
カーペットでは自動的に吸引力をアップし、髪の毛や、細かいホコリまでしっかり掃除できています。
平日の掃除をお任せするには充分です!
②:掃除が効率的で早い
360度レーザーセンサーで、間取りを把握。
マッピングしながら、効率的なルートを探して掃除するので、かなり短い時間で掃除が終わりました!
実際、2LDKのわが家の掃除は、約35分であっという間に終了。
特に在宅中に掃除したい方におすすめです。
③:水拭きでベタつきまでキレイ
手に入れやすい価格帯でありながら、水拭きも同時にできる2in1のハイブリッド機能が魅力!
フローリングって気が付くとベタついていますよね…。
でも、自分で水拭きしようと思うと重労働…。
こびりついた汚れは取れないものの、自動で水拭きできると、水拭きの頻度が増え、キレイに保ちやすいので助かります!
④:スマホアプリで進入エリアを指定可能
ロボット掃除機は、製品ごとに進入エリアの制限方法が異なります。
別売りのテープを貼りつけて、エリアを指定する製品もありますが、正直、目立ってダサいんですよね…。
一方、Roborock S5 Maxなら、スマホアプリからワンタッチで進入エリアを指定可能。
インテリアにも影響せず、スッキリした見た目を保ちながらエリアを制限できます!
⑤:選べる音声案内が楽しい
Roborockを使っていると、「充電を開始します」のような音声案内が頻繁に流れます。
Roborockは、この音声案内が選択可能。
関西弁、博多弁、アニメ声などいろいろな選択肢から選べて、ついついどの音声にしようか聞き比べてしまいました!
ちょっとしたポイントですが、遊び心があって良いですね!
⑥:20mmの段差乗り越え可能
ロボット掃除機としては高めの20mmの段差の乗り越えに対応。
実際、わが家にある16mmの段差もスムーズに乗り越えられました!
家の中って、部屋の敷居など意外と段差が多いので、自動で乗り越えて掃除できる製品はおすすめです。
⑦:大容量バッテリーで安心
Roborock S5 Maxは、5,200mAhの大容量バッテリーを搭載。
2LDKのわが家を掃除した後でも、まだ80%ほどもバッテリー残量が残っていました。
長年利用していると、どうしてもバッテリーは弱っていくので、余裕のあるバッテリー容量だと、安心して長期間利用できそうです!
⑧:価格が安い
Roborock S5 Maxは、マッピング機能、水拭き機能にも対応した高性能ですが、約5万円台と価格は安め。
在宅中に使用しやすいマッピング機能が付いて、バッテリーも大容量なのに、手に入れやすい価格帯に収まっています。
Roborock S5 Maxと新型S6 MaxVの違いを比較して選ぶおすすめ
この記事でレビューした「Roborock S5 Max」の新型「Roborock S6 MaxV」が2020年9月に登場。
性能の高さから話題になった新製品ですが、個人的には、ちょっと気になる点もあるので、「Roborock S5 Max」との違いをお伝えします。
最も大きな違いは、価格とカメラの有無です。
比較 | Roborock S5 Max | Roborock S6 MaxV |
---|---|---|
参考価格 | 51,982円 | 79,220円 |
マッピング | ◎ | ◎ |
障害物回避 | × | カメラで回避 |
ライブカメラ機能 | × | ◎ |
新型「Roborock S6 MaxV」は、本体にカメラを搭載することで、幅5cm、高さ3cm以上の障害物の回避が可能。
家の中にモノが散らかりがちな家には嬉しい機能です。
また、カメラの映像はスマホから確認可能。
家の中の様子を見れるので、ペットカメラのようにも使用して、見守りできます。
ただ、カメラ機能については好みの分かれる部分…。
データの保存がされない、「ユーザーセキュリティ保護のためのUV認証」取得など、セキュリティー面に配慮されているものの、個人的には家の中のカメラには抵抗を感じてしまいました…。
好み次第ですが、個人的にはカメラは不要。Roborock S5 Maxは価格も安く、ちょうど良い機能に感じました。
Roborock S5 Maxの口コミ評判、レビューまとめ
この記事では、Roborock(ロボロック)のロボット掃除機「Roborock S5 Maxを使った口コミ評判、レビュー」をお伝えしました。
最後にもう一度、良い口コミ、悪い口コミをまとめておきます。
「Roborock S5 Max」は、高い機能を実現しながら、価格を抑えたコスパの良さが魅力!
ハイエンドモデル相当の機能を搭載しながら、手に入れやすい価格帯で販売されています。
実際、細かいホコリまでしっかり掃除でき、掃除時間も短いので、在宅中でもストレスなく使えました!