自宅のスマートホーム化、IoT化について調べると必ずと言っていいほど紹介される家電が「スマートリモコン」です。
わが家でも愛用中で、賃貸暮らしながらいろいろな家電を音声操作できるスマートホームを楽しんでいます!
ただ、実際にスマートリモコンを利用するまでは、何ができるの?とスマートリモコンでできることについて、イマイチ想像がつかず戸惑いました…。
スマートリモコンでは、何ができて、どんなふうに便利なのか?
この記事では「スマートリモコンでできること」をお伝えします。
製品スペック | カラー | 内蔵センサー | 赤外線の距離 |
---|---|---|---|
SwitchBot (スイッチボット) |
ホワイト | × | 最大10m |
Nature Remo (ネイチャーリモ) |
|
温度など | - |
smalia (スマリア) |
ホワイト |
|
最大25m |
スマートリモコンでできることは赤外線リモコン対応家電の操作
スマートリモコンでできることを一言でお伝えするなら「赤外線リモコン対応家電の操作」です。
テレビ、エアコン、ブルーレイレコーダー、照明など、家電に付属した赤外線リモコンをスマートリモコンに登録すると、家電をスマホから操作できるようになります。
結果、次のようなことができるようになります。
- スマホから家電を操作できる
- アレクサと組み合わせれば、音声で家電を操作できる
- 家電の操作をタイマー設定できる
- センサーを使って、家電の操作を自動化できる
- ワンボタン(一声)で家電をまとめて操作できる
- 外出先から家電を操作できる
また、結果として各家電の赤外線リモコンを使わなくなるため、リモコンを片付けて収納できる点も大きなメリット!
リモコンをどこに置いたか忘れがち、テーブルの上にリモコンが散らかっているなんて人におすすめの便利グッズでもあります。
スマートリモコンでスマホアプリから家電を操作できる
スマートリモコンに家電の赤外線リモコンを登録すると、対応のスマホアプリで操作できるようになります!
照明、テレビ、エアコンなど各家電をスマートリモコンのスマホアプリで操作するにはどうすれば良いのか?方法について簡単にまとめました。
照明をスマホアプリから操作する方法
スマートリモコンに登録したい家電の筆頭といえば照明です!
スマートリモコンに各部屋の照明を登録することで、電気の消し忘れが圧倒的に少なくなりました!
スマホアプリから操作できるので、就寝時にベッドに入ってから、他の部屋の電気のつけっぱなしに気が付いてうんざりすることもなくなりました…!
照明の場合、付属の赤外線リモコンをスマートリモコンに向かって押すだけで登録できる場合が多いです。
基本的のオン、オフ機能に加え、照明によっては調光調色機能を利用できます。
テレビをスマホアプリから操作する方法
スマートリモコンに登録はできるものの、相性の悪さを感じる家電がテレビです。
多くのテレビでは、リモコン上のオンオフボタンが同じ。
テレビのオンオフ状態が分からない環境で操作すると、オフにしたつもりがオンにしていたなんてアクシデントも発生します…。
エアコンをスマホアプリから操作する方法
帰宅してすぐ気持ち良い室温の部屋に!エアコンをスマートリモコンに登録しておけば、外出先からでもエアコンをオンオフできて便利!
じめじめした部屋に帰ってうんざりなんてこともなくなります。
帰宅時間が分かっているなら、タイマー設定しておくのもおすすめです!
また、外出時にエアコンは消したかな?消し忘れが気になったときも、スマホアプリからササっと操作してエアコンをオフにできます。
スマートスピーカー連携!スマートリモコンで家電を音声操作できる
スマートリモコンを購入してさらに余裕があるならスマートスピーカー(アレクサ、Google Homeなど)の導入をおすすめします!
スマホアプリからの操作でも十分に便利ではあるものの、スマホを取り出す時間やアプリの起動を待つ時間などが発生してしまいます。
また、スマホを持っていない家族は操作できないという点でも不便…。
一方、スマートスピーカーとスマートリモコンを連携すれば「音声」で操作できるようになりより便利に!スマホを持っていない家族も含め、誰にでも使えるようになります!
スマートリモコンで家電をタイマー設定できる
例えば、起床時にリビングや寝室の照明をオンにしたい、就寝後2時間でエアコンをオフにしたいという場合、スマートリモコンにタイマー設定しておくことができます。
特に起床時に照明をオンにするのはおすすめ!目覚ましだけの場合と比べて、周囲が明るくなることで気持ちよく目覚められるようになりました!
スマートリモコンの機能によっては、曜日設定にも対応しているので、平日と休日で違うスケジュールを設定することもできます。
スマートリモコンのセンサーを使って家電の操作を自動化できる
さらにスマートリモコンを便利にしてくれるのが、センサーとの組み合わせです。
例えば人気のスマート家電メーカーSwitchBo(スイッチボット)からは、人感センサー、開閉センサー、スマート温湿度計などが発売されていて、スマートリモコンと組み合わせて活用できます。
例えば、温湿度計とスマートリモコンを連携すれば、不在時でも室温を管理できます。ペットを飼っている方におすすめの使用方法です!
スマートリモコンにセンサーが内蔵されている場合もありますが、個人的には別売りのセンサーがおすすめ!
センサーを別に用意することで、スマートリモコンとは違う部屋なども含め、置きたい場所や高さに設置することができて利便性が良いです。
スマートリモコンで複数の家電をまとめて操作できる
朝起きたら照明を点けて、テレビ、エアコンの電源をオン。
こんな一連の流れもスマートリモコンを使えば、ワンボタン(またはスマートスピーカーと連携して一声)でまとめて操作できてしまいます!
わが家では、帰宅時に「アレクサ、ただいま」の一声で照明、エアコン、テレビをオンにできるように設定しています!
外出先でも!スマートリモコンで家電を遠隔操作できる
通勤時など外出先で電気の消し忘れが気になったなんて体験はありませんか?わが家ではよくあることで、エアコンの消し忘れだと消費電力も大きいので電気代も心配です…。
そんな時の対策としてもスマートリモコンが活躍しています!
スマートリモコンに照明やエアコンの赤外線リモコンを登録しておけば、外出先からでも電源をオフにできるので消し忘れ対策に!
また、帰宅の少し前にエアコンをオンにして部屋の温度を快適にしておくなんて使い方もできます。
スマートリモコン導入前の注意点3選!
ここまでスマートリモコンでできることについてお伝えしてきましたが、便利なスマートリモコンにもデメリットや注意点があります。
実際にスマートリモコンを使っていて、購入前に知っておきたかったなと感じる主な注意点は次の3点です。
- 注意点1:Bluetoothリモコンには非対応
- 注意点2:サーバーエラー時は使用不可
- 注意点3:一部の家電は登録に手間がかかる
注意点1:Bluetoothリモコンには非対応
スマートリモコンに登録できるリモコンは基本的には、「赤外線」リモコンのみ。
例えば、Amazon Fire TV StickなどBluetoothリモコンは登録できません。
リモコンが赤外線リモコンがどうかチェックするには、リモコンのボタンを押しながら、スマホのカメラでチェックする方法が簡単です!
赤外線リモコンの送受信部は、カメラなどを通すと光が点滅して見えます。
Fire TV Stickは、赤外線リモコンではなくBluetoothリモコン。
SwitchBot、Nature Remoなどのスマートリモコンに登録することはできません。
スマホから操作したい場合、Fire TVのスマホアプリが提供されています。
注意点2:サーバーエラー時は使用不可
スマートリモコンを使っていると、時々発生する問題が「サーバーエラー」です…。
サーバーエラー時にはスマートリモコンから家電を操作できなくなるため、従来の赤外線リモコンを使って操作するしかありません…。
便利さに慣れてしまうと、これが面倒くさい…!
目安として、年に数回ほどエラーが発生している印象です。
インターネットが使えなくてもエアコンをローカル操作できる「SwitchBotハブ2」が新たに発売されました!
注意点3:一部の家電は登録に手間がかかる
家電の赤外線リモコンをスマートリモコンに登録する方法は非常に簡単で、「スマートリモコンに向けて赤外線リモコンのボタンを押すだけ」です。
基本的にはこれだけで登録が完了しますが、家電によっては自動で認識できないことがあります…。
スマートリモコンにプリセットが備わっているか否かに依存するため、テレビ、エアコンなどは自動認識されやすい一方、スピーカーなどは手動登録になることが多く感じます…。
手動登録の場合、リモコンのボタンを一つずつ登録するため手間がかかります…。
快適に!スマートリモコンでできること一覧
この記事では「スマートリモコンでできること」をお伝えしました。
最後にもう一度、お伝えしたスマートリモコンでできることの一覧をまとめておきます。
- できること1:スマホアプリから家電を操作できる
- できること2:スマートスピーカー連携後、音声で家電を操作できる
- できること3:家電の操作をタイマー設定できる
- できること4:センサーを使って、家電の操作を自動化できる
- できること5:複数の家電をまとめて操作できる
- できること6:家電を外出先から遠隔操作できる
実際に使い始めるまでは、何ができるの?と戸惑いもあったスマートリモコンですが、今ではすっかり無くてはならない存在です。
家電をスマホアプリから操作できるようになる、たったこれだけなのに、想像以上に便利で毎日活用中!賃貸でもスマートホーム化に挑戦してよかったと日々実感しています!