間取りを把握するマッピング機能付きのロボット掃除機を探している方に人気のルンバi7+。
自動でゴミを回収できるクリーンベース付きで、とにかく手間がありません。
そこで、この記事では「iRobotのロボット掃除機ルンバi7+を実際に使ってみた口コミ」をお伝えします。
ルンバi7+の外観、付属品レビュー
ルンバi7+は、ブラックの光沢感のあるデザイン。
ゴツゴツとした大きなタイヤで20mmまでの段差の乗り越えに対応。わが家にある段差も問題なく乗り越えられました。
メインブラシはゴム製。毛のブラシよりお手入れしやすいため、髪の毛やペットの毛も絡まりにくいのが特徴です。
サイドブラシは片側1本のみ。
根元に髪の毛が絡まるなど、お手入れが必要な際にはドライバーで取り外します。
ダストボックスは大きく開く構造。付属のクリーンベースでゴミを回収できるため、触ることはあまりありませんが、水洗いもできます。
高さ92mmと比較的厚みがあるため、家具の下の掃除にはやや不向きです。
ルンバi7+の付属品一覧です。
- クリーンベース充電ステーション
- デュアルバーチャルウォール×1
- 電源コード
- 乾電池(単三電池×2)
- 交換用紙パック
- 説明書
ダスト容器30杯分ものゴミを自動で回収できるクリーンベースが掃除終了後にゴミを回収してくれるため、正直お手入れいらずで大満足です。
クリーンベースは紙パック式。ワンタッチで簡単に取り付けられました。
背面には電源コードをスッキリまとめられるようになっています。
付属のデュアルバーチャルウォールを使えば、ルンバの進入を制限したいエリアを設定できます。
電源は電池式。通常の使用で約8~10ヵ月電池がもちます。
- バーチャルウォールモード:最大3mの見えない壁を作れる
- ヘイローモード:半径60cmの円形の壁を作れる
Wi-Fi、マッピング機能対応のため、デュアルバーチャルウォールを使わず、スマホアプリから簡単に進入禁止エリアを設定することもできます。
iRobot ルンバi7+ | |
---|---|
サイズ (幅×奥行×高さ) |
|
稼働時間 | 最大75分 |
充電時間 | 約3時間 |
乗り越え可能段差 | 20mm |
Wi-Fi対応 |
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スマートスピーカー対応 (Google Home、アレクサ) |
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ルンバi7+の使い方、機能レビュー
ルンバi7+は、間取りを把握するマッピング機能に対応しています。
マッピング機能付きのため、短時間で掃除が終わります。2LDKのわが家の場合、約35分で掃除が終わりました。
- 在宅中に掃除したい方
- 3LDK以上の複数の部屋があるご家庭
なら、マッピング機能付きのロボット掃除機をおすすめします。
Wi-Fi対応でスマホアプリやスマートスピーカー(アレクサ、Google Homeなど)から操作可能。
例えば、職場からでも、スマホアプリで掃除状況を確認できます。(※リアルタイムには反映されません)
稼働時間は最大75分。2LDKのわが家で約35分かかったため、単純に考えれば2倍くらいの家まで掃除できます。
自動再開機能付きなので、時間がかかっても良いならさらに大きな部屋の掃除も可能です。
ルンバi7+の吸引力を検証レビュー
ルンバi7+の吸引力は、ルンバ 600シリーズの10倍。
強そうだな、とは思うものの実際の吸引力が気になりますよね。
そこで、ルンバi7+の吸引力を実際に検証レビューしてみました。
検証方法は次の通りです。
- フローリング、またはカーペット
- 囲った部屋でカラー砂20gをばらまく
- ロボット掃除機で掃除
- 回収できた砂の量を測定
①:フローリングでの吸引力を検証
水色のカラー砂20gをフローリングにばらまいて、どれくらいの砂を吸引できるか試してみました。
結果は、「部屋の端やフローリングの溝、表面に少しずつ取り残しあり」。
回収率は85%(=17g)でした。
②:カーペットでの吸引力を検証
フローリングの時と同様にカーペットにカラー砂をばらまいて吸引できる砂の量を検証してみました。
結果は、「やや取り残しあり」。
回収率は85%(=17g)でした。
ルンバi7+の吸引力検証レビューまとめ
ルンバi7+の吸引力を検証レビューしてみると、吸引力はそれほど強くないという結果になってしましました。
ルンバi7+の吸引力(回収率) | |
---|---|
フローリング | 85%(=17g) |
カーペット | 85%(=17g) |
原因は分かりませんが、予測としてルンバi7+はサイドブラシが片側1本しかないため、ゴミを集める力が弱いのかな、と思います。
実際に部屋を掃除してみると、特に取り残しは感じませんでした。
もっと吸引力の強いメインで使えるロボット掃除機を探しているなら、別メーカーも検討してみてください。
別のメーカーの製品ですが、「DEEBOT OZMO T8+」は、自動ゴミ収集機付きでルンバi7+よりも吸引力の検証結果が良好でした。
ルンバi7+よりも低価格なので、ルンバにこだわりがないなら、おすすめです。
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実際に使った私のデメリット、悪い口コミ評判
ルンバi7+は、ゴミ捨ての手間すらない使いやすいロボット掃除機でしたが、イマイチだなという部分もあったためお伝えします。
- ブラシ、フィルターなどの交換パーツの価格が高い
- 間取りを把握するまでに時間がかかる
①:ブラシ、フィルターなどの交換パーツの価格が高い
大人気のルンバですが、個人的にはブラシ、バッテリーなどの交換パーツの価格が高いと思います。
例えばルンバi7+の交換パーツの価格は次の通り(公式サイト税込価格)。
- ダストカットフィルター(3個セット):4,378円
- エッジクリーニングブラシ(3個セット):2,178円
- リチウムイオンバッテリー:7,700円
- デュアルアクションブラシ:4,378円
- 交換用紙パック(3個セット):2,178円
一方、他のメーカーのロボット掃除機なら、メインブラシ、サイドブラシ×4、フィルター×3のセットで2,000円で販売しているメーカーもあります。
長く使用するものなので、気軽に交換できる価格だと嬉しいですね。
②:間取りを把握するまでに時間がかかる
環境次第ではありますが、2LDKのわが家の場合、すべての間取りをルンバが把握するまでに2回掃除しました。
1回目は半分も掃除できず、期待外れ…。
マッピングできてからの掃除は問題ないですが、間取りを把握するまでは、進入を制限する方法が付属のバーチャルウォール1つのみ。
結果、在宅中に何回も動かしたので手間に感じました。
ルンバi7+を実際に使った私のメリット、高評価の口コミ評判
ルンバi7+を実際に使って、「これは良いっ!」と感じた点をお伝えします。
- 自動ゴミ収集機付きでゴミ捨ての手間いらず
- 効率的に掃除でき、短時間で終了する
- インテリアを気にせず、アプリから進入エリアを制限できる
①:自動ゴミ収集機付きでゴミ捨ての手間いらず
ルンバi7+は自動ゴミ収集機(クリーンベース)付き。
約60日分のゴミを収集できるため、ゴミ捨ての頻度がグッと減ります。
また、捨てるときも紙パックをポイっと捨てるだけ。手間いらずで、忙しい主婦に嬉しい機能です。
②:効率的に掃除でき、短時間で終了する
間取りを把握するマッピング機能に対応しているため、掃除は効率的で短時間。
2LDKのわが家の場合、約35分で掃除が終了しました。
ロボット掃除機が1時間以上同じ空間で動作していると結構ストレス…。
在宅中に使用したい方なら、マッピング機能付きのロボット掃除機をおすすめします。
③:インテリアを気にせず、アプリから進入エリアを制限できる
進入して欲しくないエリアがある場合、
- 付属のバーチャルウォール
- スマホアプリ
のどちらからでも進入禁止エリアを設定できます。
スマホアプリから設定すると、見た目に全く影響しないため、インテリアにこだわりたい方にぴったり。
小さな子供さんが蹴飛ばす心配もなく安心です。
iRobotのロボット掃除機ルンバi7+の口コミまとめ
この記事では「iRobotのロボット掃除機ルンバi7+を使った口コミ」をお伝えしました。
まとめると次の通りです。
ルンバi7+は、ごみ捨ての手間すらなく、ゴム製のブラシはお手入れもラク。
吸引力はそれほど強くないものの、平日の掃除をまかせるには十分。ずぼら主婦をダメにするロボット掃除機でした!
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