フローリングって気が付くと、ベタついてしまって…。水拭きするのも大変ですよね。
そこで、この記事では「水拭きもできるECOVACS(エコバックス)のロボット掃除機DEEBOT OZMO 950(ディーボット オズモ 950)を使ってみたレビュー」を紹介します。
少しでも価格を抑えたいなら、バッテリー容量が少ない廉価版「DEEBOT OZMO 920」も要チェック!
ECOVACS(エコバックス)のロボット掃除機DEEBOT OZMO 950のデザイン、付属品レビュー
ECOVACS(エコバックス)は、中国のメーカー。日本ではまだ聞き馴染みがありませんが、世界では大きなシェアを占める企業です。
高性能でありながら低価格で買えるコスパの良さから、最近徐々に注目が集まってきています。
上部の蓋を開けると、ダストボックスと掃除用のブラシを取り出せます。
今までいろいろなロボット掃除機を使ってきましたが、掃除ブラシってなくなりがち…。
本体にセットできるタイプは便利です。
ダストボックスは、捨てやすいパカッと大きく開くタイプ。
ただ、なぜか蓋側にゴミがくっついてしまうので、ゴミ箱の上で開けることをおすすめします。
本体の上部にはレーザーセンサー付き。間取りを把握するマッピング機能で、短時間、効率的に掃除できます。
3LDK以上部屋があったり、在宅中に掃除したりするなら、マッピング機能付きのロボット掃除機がおすすめです。
高さは93mmとやや厚めなので、ご家庭によっては家具下の掃除は難しいかもしれません。
DEEBOT OZMO 950(ディーボット オズモ 950)の裏側です。
押すと大きく沈み込むタイヤで、20mmまでの段差の乗り越えに対応。わが家の16mmの段差も問題なく乗り越えてくれました!
吸引口は切替可能な次の2タイプです。
- V字型メインブラシ:細かいホコリ、髪の毛までしっかり集められる集じん能力の高いタイプ
- ダイレクト:ブラシ無しなので、毛が絡みにくいタイプ
それぞれの吸引力についても検証してみたため、この後しっかりお伝えします。
DEEBOT OZMO 950の付属品は次の通りです。
- 充電ドック
- サイドブラシ×4
- 高性能フィルター
- 差し替え用ダイレクト吸引口
- クリーニングモップ×1枚
- 使い捨てクリーニングモップ×5枚
- 説明書
ECOVACS DEEBOT OZMO 950 | |
---|---|
サイズ (幅×奥行×高さ) |
350mm×350mm×93mm |
稼働時間 | 最大200分 |
充電時間 | 約5時間 |
乗り越え可能段差 | 20mm |
機能 |
|
スマートスピーカー対応 (Google Home、アレクサ) |
|
DEEBOT OZMO 950の機能をレビュー
ECOVACS(エコバックス)のロボット掃除機「DEEBOT OZMO 950(ディーボット オズモ 950)」は、次のような便利な機能がついています。
- マッピング機能:間取りの把握で短時間、効率的に掃除できる
- エリア指定:スマホアプリから指定したエリアのみ掃除できる
- 水拭き機能:フローリングのベタつきを簡単にキレイにできる
①:マッピング機能
上部のレーザーセンサーで素早く間取りを把握できるため、短時間で効率的に掃除できます。
2LDKのわが家なら、約30分で掃除が終わりました。
マッピング機能のないロボット掃除機の場合、バッテリーがなくなるギリギリまで掃除するので、1~2時間ほど掃除している状態になります。
※初めての掃除と、間取りを把握した後の2回目の掃除で、掃除にかかる時間の差はありませんでした。
在宅中に使用するなら、マップ機能付きのロボット掃除機をおすすめします。
②:エリア指定
スマホアプリからエリアを指定して掃除したり、進入禁止、水拭き禁止エリアを指定したりできます。
実際に使ってみましたが、指定したエリアには全く進入しませんでした。
わが家には畳があるので、スマホアプリのマップをタッチするだけで簡単に水拭き禁止エリアを指定できて助かりました。
アプリから進入禁止エリアを指定できるため、インテリアにも影響しないところが気に入っています!
③:水拭き機能
付属のモップを取り付ければ、フローリングを水拭きできます。
圧をかけたり、振動したりはしないためこびりついた汚れは取れませんが、フローリングのベタつきはキレイになりました。
アプリから4段階で水量を調整可。
個人的には、最も水量の低いレベルで充分に感じました。
付属のモップは次の2種類。好みに合わせて使い分けられます。
- 使い捨てタイプ
- 洗って再利用できるタイプ
使い捨てのモップまで販売されているのは珍しいです!
ECOVACS DEEBOT OZMO 950の吸引力を検証レビュー!
ECOVACS(エコバックス)のロボット掃除機「DEEBOT OZMO 950(ディーボット オズモ 950)」が実際どれくらいのゴミを回収できるのか、検証してみました。
実験の方法は次の通りです。
- フローリング、またはカーペット
- 囲った部屋でカラー砂20gをばらまく
- ロボット掃除機で掃除
- 回収できた砂の量を測定
①:フローリングでの吸引力を検証
フローリングに購入したカラー砂(水色)をばらまきます。
実際に掃除した後のフローリングがこちらです。
V字ブラシ、ダイレクト吸引口どちらを使った場合でも、かなりキレイにゴミを回収できました。
実際、どちらの吸引口を使った場合でも回収率は約95%以上。
吸引口タイプ | フローリング |
---|---|
V字ブラシ | 95%超 |
ダイレクト吸引口 | 95% |
大満足の吸引力でした!
②:カーペットでの吸引力を検証
フローリングでの検証と同じように、毛足の短いカーペットにカラー砂をばらまきます。
実際に掃除した後のカーペットがこちらです。
V字ブラシで掃除したカーペットは、かなりキレイに掃除できました。
一方、ブラシのないダイレクト吸引口の場合、明らかに取り残し多数…。
カーペットのある家庭なら、ブラシを使った掃除をおすすめします。
回収率はそれぞれ次の通りでした。
吸引口タイプ | カーペット |
---|---|
V字ブラシ | 95%超 |
ダイレクト吸引口 | 65% |
DEEBOT OZMO 950を実際に使った私の評価、口コミ
「DEEBOT OZMO 950(ディーボット オズモ 950)」を実際に使ってみて、「これは良いっ!」とかなり気に入りました。
これだけ機能のそろったロボット掃除機で、低価格で買える製品も珍しいです。
実際、購入者の口コミでも「コスパの良さで選んだ」という口コミが多数寄せられていました。
ただ、イマイチな点もあるためきちんとお伝えします。
悪い評価口コミ2選
私がDEEBOT OZMO 950を実際に使ってみて、イマイチだなと感じた点をお伝えします。
- コード類は絡まってしまう
- ゴミ捨てに注意が必要
①:コード類は絡まってしまう
障害物回避用の赤外線センサーが付いていますが、黒いモノや電源コードなど上手く認識せず、避けられません。
掃除の前にはフローリングをしっかり片付けておくことをおすすめします。
より回避能力の高いロボット掃除機を探しているなら、より細かいモノも回避できる高性能のロボット掃除機DEEBOT OZMO T8+も販売されています。
②:ゴミ捨てに注意が必要
ダストボックスは、パカッと大きく開いて捨てやすい構造。
ただ、なぜかゴミが蓋側にくっついてしまうため、ゴミ箱の上で開けることをおすすめします。
ダストボックスの蓋についたホコリは、付属の清掃ブラシで軽くなでるだけで取れるため、お手入れは簡単です。
良い評価口コミ3選
DEEBOT OZMO 950を使ってみて、これは良いっ!と感じた点をお伝えします。
- 期待以上の吸引力に大満足!
- 掃除が効率的であっという間に終わる
- 水拭き機能でフローリングのベタつきがキレイになった
①:期待以上の吸引力に大満足!
最大1,500Paと特別に強い吸引力ではありません
ただ、2本のサイドブラシと中央のブラシの構造が良いのか、ゴミの回収力は期待以上で大満足の性能でした!
②:掃除が効率的であっという間に終わる
間取りを把握するマッピング機能で、部屋の端から中央の順に余すところなく効率的に掃除できます。
2LDKのわが家だと、約30分で掃除が終わりました。
バッテリーの容量いっぱい(約1~2時間)掃除するマッピング機能のないロボット掃除機と比べると明らかに差があります。
在宅中に掃除するならマップ機能対応のロボット掃除機をおすすめします。
③:水拭き機能でフローリングのベタつきがキレイになった
モップを付ければ、フローリングを水拭きできます。
こびりついた汚れは取れないものの、フローリングのベタつきくらいならキレイに掃除できました。
特に揚げ物調理の後は、フローリングがベタつきがち…。DEEBOT OZMO 950なら、定期的に掃除できて助かります。
ECOVACS DEEBOT OZMO 950を使った口コミ、レビューまとめ
この記事では、「DEEBOT OZMO 950を使った私の口コミ評判」を紹介しました。
まとめると次の通りです。
ECOVACS(エコバックス)のロボット掃除機「DEEBOT OZMO 950(ディーボット オズモ 950)」は、
- マッピング機能
- 水拭き機能搭載
で清掃能力のわりにコスパの良い製品。
実際、吸引力も良く、大満足でした!
少しでも価格を抑えたいなら、バッテリー容量が少ない廉価版「DEEBOT OZMO 920」も要チェック!
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